おはようございます。渋屋です。
昨日(診断士協会は頼るものではなく、活用するもの)に引き続き、
7日に行ったパネルディスカッションでの内容に関することを。
今日は仕事を得るうえで、診断士の資格がどう役にたっているのか?について書きます。
私の人生全体に対して診断士が与えてくれたものは、
こちら(診断士を取得した3つのメリット)に書いています。
ちなみに、この記事は過去1ヶ月の中で、一番読まれている記事です。
初対面で大事なこと
顧客(候補)や、ビジネスパートナーになる方と初めて会うとき、
最も大切なのは、「あなたが何者であるのか?」です。
どんなことをしてくれる人なのか?それがイメージできなければ、
相談することすら分かりません。
ただ、「あなたが何者であるのか?」以前に越えなければならないハードルがあります。
「あなたを、そもそも信用して良いのだろうか?」という疑いです。
顧客になるような経営者には、頻繁に営業のお誘いがあります。
「社長、○○を買いませんか?」というような。
そんな軽い営業と、同様に扱われてはいけないのです。
だからこそ、初対面のときに、いち早く信用を得て、
普通に顧客やビジネスパートナーと雑談(と言っても真面目な話)程度が
できるようになりたいのです。
診断士資格が与えてくれるもの
そういう意味で、診断士という資格は上述の疑いを晴らしてくれる力があります。
初対面でありながら、名刺に中小企業診断士と入っていることで、
- 最低限の知識は持っている
- (試験を知っている一部の人は)あれに合格するだけの努力をできる人なんだ
という見方をして下さいます。
結果として、「そもそも信用して良いのか?」という疑いのフェーズを
乗り越えることができるのです。
7日に一緒にパネルディスカッションに参加した酒井さんは、
「リングに上がるのが簡単になった」
という表現をされていました。非常に分かりやすい表現ですね。
診断士はリングに上がる、戦う権利を得るために良い資格です。
ただ、リングに上がった後に勝てるかどうか?は別問題とも言えます。
リングに上がった後を考える
と言うわけで、診断士を持っていると、リングに上がった後のことに集中しやすくなります。
最終的に、いかに顧客に選んで頂くか。
7日のパネルディスカッションで、最も長く会話されていたのは、
正にこの部分なんだと思います。
顧客の話に耳を傾け、自分の専門分野の相談ではないと思っても、まずはしっかり聴く。
しっかり聴くことが、さらに信頼につながりますし、
顧客やパートナーが困っていることを把握できます。
問題・課題を整理できればできるほど、
リング上での戦いは有利になるのではないでしょうか。
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【編集後記】
昨晩は早く帰って2週間後に迫ったフルマラソンの調整をするはずだったのですが、
思ったより遅くなり、撃沈でした。。
3連休でうまく時間を取りたいです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!