「中小企業診断士の仕事内容は分かりにくい」、と良く聴きます。
このブログにも「中小企業診断士 仕事内容」という検索キーワードでの流入が、一定数あります。
税理士や社労士、司法書士のように独占業務がないことが、そのような印象を持たれる原因でしょう。
私は診断士を前面に押し出して仕事を獲得しているわけではありませんが、診断士だから獲得している仕事があることも事実です。
そこで、色々な角度から、私の仕事を分類してみました。
仕事の経路による分類
仕事を獲得する経路は、自分自身で顧客を獲得するか、
あるいは私以外の誰かに最終顧客を紹介していただくか、の2通りがあります。
誰かというのは、公的機関や民間企業、あるいは知人だったりします。
現在、自分自身で獲得した仕事からの売上が約8~9割。
他者から紹介いただいた仕事の売上が1~2割という状況です。
売上だけでなく、時間も大まかには似たような割合です。
数字的には、自分自身で獲得した仕事が中心になっています。
今日、稚内でセミナーをしてきたのですが、これは他者からの紹介です。
自分だけの力では、こんな遠くでセミナーを主催しても、集客できません。
このような自分では得られない機会を得るために、他者の力を借りています。
また、自分で獲得する仕事は、自分の軸に沿った仕事になります。
それはそれで良いことなのですが、一方で自分が気づいていない価値や強みを発見する機会を逸してしまいます。
そのため、他者の目を自分の強み発見装置として活用させていただいています。
https://biz-it-base.com/?p=5680
仕事のスタイルによる分類
仕事のスタイルという点からは、大きく4つに分かれます。
- コンサルティング
- セミナー
- 執筆
- プレイヤー
「コンサルティング」は、社長との面談を通じて行います。
2時間程度で行うことが多いのですが、現在私が提供しているサービスでは、特に資料やレポートのようなアウトプットは提供していません。
その場で社長のアタマを整理し、次にやるべきことは何かを決断するためのサポートをしています。
そのため、利益率が最も良いビジネスです。
「セミナー」は、自主開催と他者開催があります。
時間は90分が最も多いです。
自主開催の場合は、私自身が提供したいコンテンツを作ることができます。
他者が開催する場合は、内容をこうして欲しいとか、表現を変えて欲しいとか、注文が多くなることがあります。
ただ自分で集客や事務を行わない分、講師としての経験を積むのに集中できることがメリットです。
話す時間は一瞬ですが、準備に時間がかかるため、決して利益率は良くありません。
(高い金額を設定できていないからですが、自主開催のものを含めて、今の私にとってセミナーは自分を知ってもらう手段だと考えているからです)
自分が持っている情報・ノウハウをコンテンツ化できますので、長い目で見たときにメリットが出てくると考えています。
「執筆」は、Web記事や雑誌/書籍などの執筆です。
こちらも時間がかかるので、利益率は良くありません。
コンテンツ化できることと、自分の空き時間で仕事を進められることがメリットです。
「プレイヤー」は、顧客先のオフィスにうかがい、私も手を動かしてビジネスを支援します。
現在、主にやっていることは、新商品や新サービスの開発が多いです。
自分で手を動かさないと身につかないスキルがあるのは事実ですので、この仕事を通じて、新しい経験を積んでいます。
仕事の性質上、契約期間が長くなりますので、収入の安定化につながっているのも嬉しいところです。
顧客の種類による分類
大企業、中小企業、個人と全てが対象になっていますが、最も数が多く、大半の時間を使っているのは中小企業です。
中小企業顧客に対するコンサルティング、中小企業顧客に対するプレイヤー業務の2つが売上・時間のどちらから見ても、現在の仕事の中心になっています。
業種は特定の業種に偏っていませんが、やはり自分の強みが出せるからか、IT関連が多いです。
大企業の情報システム部門、中小企業の場合はネットで商品を売っている企業や、IT関連企業というように。
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【編集後記】
稚内でのセミナーを終えました。
多くの経営者、金融機関、市の職員など、地元のビジネスを支える皆様に熱心に聴いていただきました。
自分ひとりでは得られなかった機会ですので、感謝しています。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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