私が独立できたのは、単なるラッキーでした。
妻の深い理解があったからです。
独立する上で、家族(配偶者やときには親も)の理解を得ることは、絶対条件でしょう。
家族にちゃんと安心してもらえるためには、どうすれば良いのでしょうか?
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応援してもらえる状況をつくる
せっかく独立・起業するのに、家族が応援してくれなかったら大変です。
ただでさえ事業に集中しなければならない時期なのに、別のところに不安を抱えていたら・・
家族が応援したくなる状況を、つくらなければなりません。
周りを見ていても、心穏やかに事業を営んでいる方は、家族の理解を得られているように感じています。
どんなに事業が伸びていようとも、家族から疎まれているようだと、少なくとも私は楽しそうに見えません。
正直に伝え、覚悟を示す
私が独立したいと妻に伝えたとき、収入のことを問われました。
「今(会社員のとき)のような、固定収入は見込まない」
「もし生活を維持する収入が得られなければ、深夜バイトでも何でもする」
正直に伝え、覚悟を示したことが、妻の理解を得られた理由だと考えています。
推測で収入を伝えないこと。
独立・起業前は、ある意味で夢を見ているので、収入を大きく描きがちです。
私はそういうことをしませんでした。
そして、稼げないときがあり得ることを理解しておきましょう。
多くの事業を見てきて、むしろ「あり得る」レベルでなく、「普通に起こること」だと理解しています。
私自身、事業の構成を大きく変えたとき、月の売上が数万円というときもありました。
今はやっていませんが、独立直後は、毎月の売上金額を伝えていました。
会計ソフトに妻が閲覧できるアカウントもつくって、全てを明らかにしました。(見てないようでしたが、笑)
自分だけでなく、家族のことを考えていることを説明する
独立・起業には、自分としての夢を叶えたいからという目的があるでしょう。
ただ、それだけを示したところで、家族は納得・共感できないかもしれません。
自分の生きたい人生を生きるだけでなく、
それが家族にとって、どのようなプラスにつながるのか?
私自身の独立前後では、あまり伝えられなかったことです。
独立後、平日に行われる息子の学校のイベント(授業参観など)に参加したり、
平日1日は、必ず夕食を一緒にするなどしています。
私の仕事の変化が、家族にとってもプラスになることを、今もそれとなく伝えています。
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こんな状態が家族を不安にさせる
家族を不安にさせてしまう行動をしていないでしょうか?
なかなか家族からの理解が得られない、反対されるという方は、この辺をチェックしてみましょう。
今の仕事が嫌だから独立・起業する
単に今の仕事が嫌だから、逃げとして独立・起業するように見えていませんか?
実態がそうだとしたら、確かに止めておいた方が良いでしょう。
逃げには、積極的な逃げと、消極的な逃げがあると思います。
積極的な逃げには、戦略があります。
私の場合、大組織で働くことが性に合わないことが分かってきました。
ですから、独立はある意味では逃げです。
ただ同時に、スモールビジネスのスピード感が好きで、そこにやりたいことがありました。
やりたいこともなく、単に儲かりそうだからとか、
今の仕事が嫌だからと、何の戦略性もなければ、反対されるのは当然のことです。
多額の投資を必要とする
今の時代、対して投資をせずとも、事業の立ち上げはできます。
極論、パソコンと通信費だけあれば十分です。
スモールビジネスの鉄則は固定費極小。
事業を始めてみて、市場の反応が得られてから、投資をした方が効果は得やすいです。
ちなみに私が独立したときにかけたお金は14,960円だけです。(詳細はこちらの記事)
これなら家族に不安を与えることもないでしょう。
友人と起業する
友人との起業は、基本的にお勧めしていません。
ちゃんと役割分担ができるなら良いですが、意気投合した勢いでの起業は、傍から見ると疑問符がつくことが多いのです。第三者である家族は、そういう雰囲気をちゃんと汲み取ります。
- なぜその友人と組むのか?
- お金がなくなったとしても、組み続けるのか?
説明ができないなら、止めておいたほうが良いでしょう。
情報共有がない
家族を不安にさせてしまうのは、情報を共有しないからです。
- どんな仕事をしようとしているのか?
- いつ、どこで、何をしているのか?
仕事ですから、詳細に伝えることはできないかもしれません。
私は自分のスケジュールをGoogleカレンダーで妻と共有しています。
プライベートの予定を含めて、何も隠していません。
ひとりビジネスですから、私が事故に遭ったり、急病したときには、
お客様やパートナーに連絡してもらわなければなりません。
ちゃんと情報を包み共有しようとすれば、不安は減らせます。
そもそも信頼されていない
そもそも論ですが・・
人として信頼されていないというケースです。
日頃から隠し事があったり、約束を守らなかったりしたら、
独立・起業に関しても反対されるのは当然のことです。
「ちゃんとした人に雇われていた方が良いのでは?」
という意見は、至極まっとうですね。
まずは人として成長して、最も身近な他人である配偶者からの信頼を獲得しましょう。
私はちゃんと説明できていませんでしたが、妻が出来た人間だったので、
「あんたがそこまで言うなら、何を言っても、もう(独立を)決めているんでしょ」と納得?してくれました。
とは言え、生活できる気配を感じるまで、妻は不安だったはずです。
そんな家族を増やさないためにも、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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