おはようございます。渋屋です。
昨日の記事(独立する前に出来ることは全部やる)でも書きましたが、
独立時に最も大切なことは、生活し、運転資金を得るための売上を上げることです。
そのために、「経営コンサルティング」という形にばかりこだわっていては、
得られる仕事も得られません。
そこで今日は経営コンサル以上に深く入り込む形をケースとして挙げたいと思います。
実は多くの診断士が行っている企業に深く入り込む形
ここに書くまでもなく、新規事業の立ち上げは大変です。
一度窮地に陥った会社の再建も大変です。
外部のコンサルタントが適切なアドバイスをしたくらいで、
(その企業の経営層や従業員が)実施できるほど、ノウハウもないことが多いでしょう。
そのような背景があるからか、最近、私の周りでは診断士が経営コンサルタントとして
企業と接するだけでなく、その企業の従業員のように、ドップリと現場に入り込む事例を
いくつか聴くことがありました。
その企業の経営層・従業員にノウハウがないのであれば、
診断士が入り込んで、そこで新規事業や経営再建を牽引しよう、ということです。
「コンサルタント」のイメージを変えた方が良いのかもしれない
実際、診断士が行っている業務の事例を知れば知るほど、
いわゆる純粋な「経営コンサルティング」を行っている方が稀です。
中小企業には、用途に応じてコンサルタントを雇うほどの余裕がありませんから、
雇った1人の方に出来るだけ、様々なことを相談しようとするのでしょう。
結果として、中小企業診断士は単なる経営コンサルタントとしてだけでなく、
その企業で困ったことが起きたときの、様々なアドバイザーになるとともに、
ときには従業員と一緒に手を動かす、企業の一員となるのです。
本当に企業の中に入り込んでいるわけですが、この経験が増すほど、
企業に潜むリアルな問題・課題を指摘できるようになるのではないでしょうか。
深く入り込んで分かったことを他の事業に活かす
数多くの企業に入り込み、経験を積むことが、他の事業にシナジーを効かせると思います。
例えばセミナーで事例を話すとき。
第三者から聞いたことを挙げるだけよりも、自分がリアルに体験したことを
話した方が、聴衆に印象に残るのは当然でしょう。
このように、企業の奥深くまで入り込むことは、時間も掛かることですし、
苦労も多いことなのですが、診断士としては、一度経験しておきたいことだと思いました。
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【編集後記】
今日は「はだの丹沢水無川マラソン(ハーフ)」に参加します。
今まで未経験のアップダウンの激しいコースにチャレンジしてきます!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!