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あなたに足りないのは本当に「資格」ですか?

私が日頃、交流している人たちは、「IT系」「マーケティング系」「士業」が多いです。
もちろん、重複していることも多いです。
それぞれの人たちと会話していると、士業だけがやたらと資格についての話をしたがると感じています。

 

それぞれの資格の捉え方

IT系の方々にとって、資格はそこまで重たいものではありません。
業界で活躍している人と接すると、少なくとも資格を全面に押し出されたことは一度もありません。
あくまでも自分のスキルを整理するためのツールと捉えているからではないでしょうか。
(一方で様々な資格があるので、資格コレクターになっている人も居ますが・・)

マーケティング系の人たちは、資格の話をしているのを見たことがありません(笑)
まともな資格が事実上ないことが理由の1つかもしれません。
それに売上、PV、申込数とか、マーケティングをする上で掲げた目標を達成しているのか?は一目瞭然。
だから資格という裏付けがなくとも、目標を達成すれば良い、と考えているのかもしれません。
資格よりも実践派が多いのでしょう。

その一方で、士業の人たちは合格後も資格の話が多いです。
何千時間も費やして取得した資格ですから、その苦労を振り返るのは、仕方ないことかもしれません。
これからチャレンジする人を応援したくなる気持ちも分かります。

 

私の資格との付き合い方

私はITエンジニア時代、自分のスキルを整理するため、新たなスキルを得るために資格を活用してきました。
職人エンジニアが多かった会社でプロジェクトマネジメント(PMP)をいち早く取得したのも、
顧客システムの運用を体系だったものにしたくて取得したITILも、
当時は社内にノウハウがなかったため、自分でスキルを獲得しようとした結果でした。

中小企業診断士を取得したのは、経営知識が全くなかったからです。
財務諸表の読み方を知らない。借方と貸方も分からない。
海外から仕入れたものを売る会社だったのに、インコタームズの存在すら知らない。
そんなエンジニアだった私には、経営を体系的に学ぶのに、都合の良い資格でした。
勉強する前には、この資格を取ることが独立につながるとは、夢にも思っていませんでしたが・・

独立してからは、アジャイル検定しか取得していません。
アジャイル開発をする企業の支援をするときに、前提知識として知っておきたかったのと、
現在の(空回りしている)働き方改革を見つめ直すのに、アジャイル開発は有効だと感じたからです。

 

中小企業診断士は独占業務のない資格だからこそ・・

ここからは中小企業診断士を目指す方に向けての内容です。
ご存知の通り、診断士は独占業務のない士業です。
他の士業と異なり、資格を取らないとできない仕事がありません。
(法で定められていないだけで、現実として、公的業務には士業限定のものがありますが)

だからこそ、資格取得を通じて何を得たいのか?をハッキリと意識すべきです。
それを見失うと、資格取得そのものが目的になってしまうからです。
診断士を取るのは、あくまでも手段です。

経営の知識を整理するだけなら、受験しなくてもテキストを読むだけで十分かもしれません。
この理由で、私はIoT検定の受験を止めました。

経営コンサルタントとして独立したいなら、そう銘打って独立した方が早いでしょう。
(実際、無資格で経営コンサルティングをしている方は、世の中にゴマンといます)
中小企業診断士を持っているという理由だけで、コンサルを依頼してくれる顧客は滅多にいません。
いち早く営業を開始して、仕事を獲得する苦労をした方が、結果として早く食えるようになります。

士業のネットワークをつくりたいのであれば、一度受験生としてネットワークに入り込むだけです。
それ以前に、なぜ士業との人脈が必要なのか?をもっと掘り下げることをお勧めします。

ここまで書くと、中小企業診断士を取得する意味がないのか?と思われるかもしれません。
私はそう思っておらず、私なりに取得して良かったと思っています。
繰り返しになりますが、独占業務のない資格だからこそ、その取得目的をハッキリさせておく必要があるのです。

言葉を変えれば、足りないのは本当に資格でしょうか?
資格なのであればガッツリ学んでいち早く合格する。
そうでないなら、資格は放ってでも、別のことをやる(こちらの方が勇気がいることでしょうが・・)

限られた時間、上手く使いたいですね。

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【編集後記】
週に40kmランニングする計画の2週目・最終日です。
完全に疲労のピークです。
昨日のランニングはツラくて仕方ありませんでした。。
あと8kmちょっと残っているので、今日仕上げます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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