経営・セルフマネジメント

元気な組織が備えている3つの特長と、トップの関わり方

元気な組織の特長とは何でしょうか?
昨日のブログで、危険な組織の特徴を書いたので、今日は逆に元気な組織の特長に触れたいと思います。

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個々が頑張っている

昨日の記事の裏返しになりますが、個々が成長し、貢献する意欲があります。
個々が頑張っている理由は色々なケースがあります。

1つは、協力する云々以前に、自分が成長したいと思っている人が集まっているケース。
世の中には一定数、常に昨日の自分を越えたいと思っている人たちがいます。
そういう人たちが集まると、自然の良い流れになるのは当然ですね。

2つ目は、トップが頑張っていたり、プロジェクトの目的が素晴らしかったりして、
それに刺激を受けた人たちが自分も貢献したいと思っているケースです。

色々なパターンがありますが、個がそれぞれに成長していることが、組織全体のレベルを伸ばしています。

 

目的が明確

上でも少し触れましたが、その組織が活動する目的が明確であることです。
当たり前ですが、目的すら良く理解できていないプロジェクトでは、個々の人たちは何を頑張れば良いのか?分かりません。

とは言え、目的が不明確な組織・活動は数多くあります。
上司から曖昧な指示を受けて、お客様向けのアウトプットを作成していたら、
実は上司の上司に説明するための資料だった、なんてことがあります。

目的が不明確では、頑張る気になれないし、どう頑張ったら良いのか?分かりません。

目的がちゃんと設定されている組織は、このようなブレがありません。
少なくとも個々が迷わずに動けるようになります。
さらに、その目的にメンバーが賛同すると、個々のメンバーが自ら貢献しようと意欲を持って取り組んでくれることもあります。

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組織のトップが挑戦し続けている

物理的な組織のトップだったり、プロジェクトの発起人となる人だったり、「トップ」の定義は様々です。

そのトップが何かに挑戦し続けている組織は、自然と周りのメンバーが動いてくれて、成功につながるケースが多くあると感じています。
トップの強い想いに賛同したり、トップの頑張りを見て素直に応援したくなったり。

トップの言葉が、個々のメンバーまで浸透しているときは、このケースが多いような気がします。
メンバーがトップを尊敬・信頼しているからこそ、メンバーもその言葉を使うためでしょう。

それから、このような組織の場合、トップの周りに自然と人が集まってくることが多いとも感じています。
トップが挑戦していて、頑張っているからこそ、その人を慕い、応援するメンバーが集まってきて、コミュニケーションが活発に行われるのです。

・・・とここまで書いて、気付きました。

組織論で有名なバーナードは言いました。
組織が成立するための条件は、「共通の目的」「貢献する意欲」「コミュニケーション」です。
今まで書いたことは、これに繋がっていますね!

「共通の目的」を明確化するのは当然として、
「貢献する意欲」や「コミュニケーション」を活発にするには、
組織のトップが動くべき部分が多いのだろうと感じました。

1つだけ補足しますと、元気な組織のトップは、個々のメンバーを尊敬し、尊重しているように感じます。

社長が、働いてくれる社員に心から感謝していたり。
会社を越えて集まったプロジェクト組織では、プロジェクトの発起人であるトップが、周りの協力者に配慮を怠らなかったり。

とにかくトップが、個々のメンバーが動きやすい環境を整えています。
完全ではなくとも、そうしようと努力されている。
その想いが伝わるからこそ、個々のメンバーが頑張るんですね。

このように書くと、トップはやることが多くて、本当に大変だと感じます。
ただ、私が見てきた元気な組織のトップ達は、とにかく楽しそうです!
やりがいも大きいでしょうから、元気な組織を作って、毎日を楽しくしていきましょう!

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【編集後記】
5月1日以来、走っていません。。そろそろ来シーズンのレースが見えてきており、復活しなければ!と。。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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