先日、ある会話の中に「アーリーリタイア、良いですねぇ〜!!」という言葉を聴き、
驚いてしまいました。
私には、「アーリーリタイア=良いこと」というイメージがなかったのです。
ありたい姿を先に考える
アーリーリタイアって、40代とか50代とかで仕事を辞めることだと思います。
ただ、働くか働かないか(doing)は、ありたい姿(being)を達成するための手段にすぎないんですよね。
だから、それを目標にすること自体に違和感があります。
私にとって、ありたい姿と紐づくキーワードを一部挙げると、
「成長」、「貢献」、「自信」、「つながり」というようなもの。
このありたい姿を実現するためにアーリーリタイアがあれば良いのですが、
どうも私の中ではつながりません。
早く仕事を辞めたら、成長は止まってしまうし、
世の中に貢献できなくなるかもしれないし、
その結果、人とのつながりを失い、自信まで失ってしまうかもしれません。
「定年」なんていう概念を無くしたい
ありたい姿を実現しようとすればするほど、「定年」なんて概念をなくして、
元気に働けるまで働いた方が、人生面白い!と思っています。
働き方や、その内容は年齢や世の中の変化に応じて変わっていくものと思いますが。
そもそも、健康やスキル・価値観は人によって様々なのに、
一律何歳になったら会社を辞めてね、という「定年」の概念自体が、私にとっては受け入れられません。
私の両親は自営業で、父親は既に後期高齢者に入っていますが、それでも毎日働いています。
息子としては、「そろそろ休んだら?」と思いますが、それが生き甲斐なのだとしたら、
止めるつもりは毛頭ありません。
自営業でなくとも会社員だって、今の時代は一律に区切られた年齢まで働くイメージを持っていないのではないでしょうか?
というわけで、定年自体を無くしてしまえば良いのに、と思うのです。
最期まで、世の中とつながっていたい
私個人の話に戻りますと、私は死ぬ直前まで、人・世の中とつながっていたいと思っています。
人と全く会わない生活なんて、まっぴらごめんです。
世の中とつながり、それまでに自分が得てきた経験を、少しでも人の役に立てたい。
その結果、自分自身に誇りを持って死んでいきたい。
そういうイメージを持っていますので、アーリーリタイアするイメージが全く沸かないのです。
もちろん趣味やプライベートの時間は楽しみますよ。
ただ、それも定年の前だから・後だから、という区別はしていません。
そんなつまらない概念に縛られたくないから、会社員を辞めたんですから。
トライアスロンを楽しむなら、残りの人生で最も若い「今」が一番良いときです。
もっと歳を重ねたら、それはそのときに新しい趣味が生まれてくるでしょう。
ただ、どんなに趣味やプライベートを楽しんだとしても、
働かない生活というのは、どうも私には考えられないのです。
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【編集後記】
昨日で今年前半も終わりですね。
会計年度の区切りや、転勤・異動など、周りでは様々な動きがあるようでした。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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