IT・システム関連

経営課題から見るIT投資の動向

こんにちは、渋屋です。

今日から新年度が始まる方が多いと思います。
このブログは今日で788日連続更新してきましたが、新たな気持ちを持ちつつ、継続していきます!

 

現在の経営課題

他社がどんな経営課題を持っているのか?市場全体として共通の課題は何か?
は常に気になるようで、経営課題に関するレポートは数多くあります。

日本能率協会が2013年10月末に発表したレポートによると、
経営課題の1位は「収益性向上」、2位は「売り上げ・シェアの拡大」です。

中小企業白書に書かれている中小企業の倒産原因の7割以上が「販売不振」であることと、
経営課題は一致しているように感じます。

 

経営課題に即したIT投資

これらの経営課題を受けて、IT投資に関する傾向も変化しています。
日本情報システムユーザ協会の「企業IT動向調査」によると、IT 投資における中期的な重点投資分野は、

1位 「顧客情報・営業支援(SFA、CRM等)」、

2位 「生産・在庫管理」、

3位 「販売管理」、

4位 「経営情報・管理会計」

となっています。

売り上げを上げること、コストを最適化することに対して、
情報システムの面からも注目を浴びていることが分かります。

 

改善の余地あり

では、既存のパッケージやSaaSが、そのまま受け入れられるのか?というと、私は少し違うと思っています。
従来型のシステムは、重厚長大すぎると感じているからです。

システムが複雑すぎて、組織にインテグレーションすることを考えると
営業管理者と営業担当者で要件が異なったりします。
全員が簡単に使い続けられるシステムでないと意味がありません。

よりシンプルに、簡単に使えることが大前提です。

例を挙げると、営業活動をナビゲートする「セールスマイスター」のような新しいアプリが、
企業の期待に応えていくのではないでしょうか。

ユーザ企業の目が、新たな投資に向いている今だからこそ、
既存のモノを押し付けるのではなく、本当に企業にとって価値のあるものを届けたいですね。

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【編集後記】
昨日で息子の保育園が終わり、今日から新しい生活となりました。
慣れるまでが大変ですが、変化を楽しみたいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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