昨日に引き続き、ハーフマラソン挑戦記です。
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■混雑を抜けろ
2km目も、無理矢理、人を避けながら前に進んでいきます。
1km~2kmは4分52秒。これで負債が1分になってしまいました。
元々の目標が1キロ4分40秒ですが、今の私には、それを大きく上回るスピードはありません。
つまり、負債を返済することは出来ないのです。
ただ、このような混雑に対応することを含めてのレースです。
「仕方ない」と割り切って、1分の負債を気にするのを止め、残り19kmで良いレースをすることにしました。
3kmを超えると、少しずつ混雑が減り始めてきました。
自分でコースを選択できるようにはなりましたが、人を抜くためには、まだまだ蛇行が必要でした。
■ペースメーカーを見つける
蛇行で人を抜き続けていましたが、これ以上、体力は無駄にできないと感じるようになってきました。
周りが、キロ4分~5分の人に絞られてき始めていたので、ペースメーカーを見つけることにしました。
先週末に20kmのペース走を行ったとき、コーチに言われていたのです。
「ペースメーカーを見つけて、その人の後ろに着いていくと、楽に走れることを学んで下さい」
「5kmも進めば、ある程度、ペース毎の小集団ができるようになりますから」、と。
自分に合うペースの人に着いていけば、人を避けるコース選択は、その人が行ってくれます。
向かい風が吹けば、その人が風除けになってくれます。
ペースメーカーの条件は、一定のリズムで走り続けている人。
当たり前ですが、急に早くなったり、遅くなったりされたら困ります。
もう1つがピョンピョン跳ねるような、走り方をしない人。
頭の高さを一定に、流れるように進んでいる人です。
そうやってペースメーカーを探しながら進んでいくと、4km辺りに見覚えのある後姿を発見します。
一緒に診断士の勉強をしていた、スキーヤーの方です。
いや、Facebookに「スキーで苗場にいる」と投稿していたので、ここに居るはずはないのです。
ちょうどいい感じのペースで走っていて、走りも安定しています。
派手なオレンジのシャツも目立っていい感じです。
後姿がそっくりなので、私の中で勝手に「○○さん(本人の苗字)」と名づけられました。
この記事では、「陽介さん」と呼ぶことにしましょう。
とりあえず、陽介さんの後ろにピッタリと着いていきます。
人を掻き分けてコースを選択する作業は、陽介さんがやってくれるので、途端に楽になりました。
私は陽介さんが作ってくれた空間に沿って、着いていくだけです。
ただ、1kmほど進んで、少しペースが速いことに気付きました。
手元の時計を見ると、1キロ4分33秒ペース。
2週間前に走った「よこはま月例マラソン(20km)」で、ラストスパートをかけた最後の1kmが4分34秒。
明らかに自分の臨界点を超えています。このペースで、あと16kmも走れるのだろうか?
そう思いつつ、自分のカラダと対話します。
思ったより心拍数は上がっていません。フォームも崩れていない。
「よし、このまま着いていこう!」
陽介さんの背中を追い続けることにしました。
続く。
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■終わりに
思ったより筋肉痛が残っています。。
レース後、プール歩きをしたのですが。
【昨日のトレーニング】
・体幹トレーニング・・・スイッチレベル1.5
・ストレッチ・・・○
・RUN・・・神奈川マラソン(ハーフ)
次回、フルマラソン(古河)まで、あと42日。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!