昨日は、スマートコーチングさんが主催されるサイクルスクールに参加してきました。
「曲がる・止まる・真っすぐ走る」という基本が大事なことを叩きつけられました。
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「曲がる・止まる・真っすぐ走る」でレースに差が出る
昨日参加したのは、スマートコーチングさんが主催されるサイクルスクール。
午前中が基本トレーニング。
午後が模擬レースです。
レベル別に分かれているので安心です。
私は午前「スクールM3・レース初級」、午後「練習クリテM4・レース初級」に申し込みました。
![](https://biz-it-base.com/blog/wp-content/uploads/2021/05/83942c9758c4c23ffa0da6a10d44c35c-e1620005731760.jpg)
曲がるときのポイント
自動車教習所のコースを貸し切って行いました。
最初、2輪(オートバイ)のクランク・ジグザグ・8の字コースを使って、基本トレーニング。
この時点で、参加者のなかで圧倒的に下手なのが分かりました。
見た目かわいい感じの女子が40秒台で回ってくるコースを、私は1分。
基本トレーニングを終えた後でも、59秒でした(もはや誤差・・)。
曲がるのが本当に下手なことを実感しました。
昨日は曲がるときのペダリングのタイミングを学びました。
ジグザグコースで、イン側の脚を上げつつ、身体を起こすタイミングで半回転。
アウト側の胸(前鋸筋)を入れることで前輪のタイヤを地面にしっかり押さえつけます。
イン側の手をハンドルから離して曲がる練習をしました。
私の場合、右カーブのときに怖くて右手をハンドルから離せません。
真っすぐ走っているときは、左手より右手を離す方がラクなのですが。
いくつかトレーニング方法も教わったので、基礎練習として行いたいです。
(トレーニング時間・距離にカウントされないのですが、記録をとってモチベーションを保つか)
ペダリング練習
登り坂を使ってのペダリング練習では、いかに筋力で踏み込まずに「脚を落とす」か。
上死点でクランクにトルクをかけて、チェーンにテンションをかける。
このとき、上死点で踵が落ちていると、クランクにトルクをかけられません。
いわゆるSFRというトレーニングです。
下手だと、登りで真っすぐ進めず、ふらついてしまいます。
カーブでも同じですが、胸(前鋸筋)が入っていないと、上体がブレるのです。
ローラー台でSFRやるときに、もっと前鋸筋を意識しようと思いました。
筋力を使って登ると、あっという間に前腿を消費してしまいます。
私の場合は、前腿はそこまで使わないのですが、長い登りの後には、ハムストリングスが張ってしまうことが多いです。
まだまだ筋力に頼っていることが分かります。
SFRをやるときに、脚を落としてクランクを回すことを、もっと意識したいです。
上手くできているときと、そうでないときの差が、まだ認識できていないので、そこが一番の問題なのですが。。
集団走行練習
その後は集団走行の練習です。
最初は3人。前2人で、後ろの1人が前の2人の間に入ります。
続いて7人。1人+2人+1人+2人+1人。
最後はクラス全員(13人だったかな?)集まっての集団走行。
カーブのときに、1人がコースを乱したりするとグループの動きが乱れます。
こういうところでリスクが増すのだと実感しました。
レースにおいては、カーブではアウト→イン→アウト。
コースを広く使うことで、無駄な体力を使わず、しかも安全に高速に曲がれることを実感しました。
トライアスロンを始めて以来、バイクに長く・速く乗れることばかり意識してきました。
しかし体力以前に、こういう基本的な動きの差が、レースにも現れていることを実感しました。
- バイクに乗るためのカラダづくり(特にプッシュアップ、上半身が激弱なので)
- 真っすぐ走る・曲がるなどの基礎練習
改めて日々のトレーニングに組み込みたいと思います。
補足
午前中、最後の練習中に落車が。
おふたりが怪我をされて救急車で運ばれましたが、入院もなく無事にご自宅に戻られたそうです(良かった~)。
事故発生からスタッフの方々の動きが迅速で驚きました。
スポーツバイクを楽しむなら、こういう知識も必要なんだと実感。
と同時に、スポーツバイクは趣味として楽しみたいので、どうしてもリスクが高いクリテリウムに取り組むことはないだろうな・・と。
(あくまでも個人的な意見です)
練習クリテリウムは、体力使う間もなくDNF・・
午後は模擬レースを2本。
私は午前のM3からM4にレベルダウン。
結論から言えば、M4でも私には早すぎました。
M3の1本目は、レース中(僅か15分ほど)の間に強烈な雨が降ってきました。
一気にコース状況が変わり、良く集団でこんなところを走るな・・とビビるばかり。
ちょうど急カーブが終わるところに横断歩道の白線があってスリッピーだったり。
私だったら、絶対に途中で止めてました。
M1、M2はもはや次元違い。
高速かつ集団で急カーブを曲がっていくのは、目を覆いたくなるくらい恐怖でした。
私はジェットコースターとかも嫌いですし、そもそも高スピードが苦手なんでしょうね。。
ひとりでバイク練するときも、下りはブレーキ多いですし。(安全重視!)
私が参加したのは、M4 レース初級なので、最初の10分はコーチが前を引っ張って、ラスト3周だけレース。
しかし、コーチが引っ張る最初の10分、そもそも着いていけませんでした。
というより、最初の2周くらいで差が開いてしまうのです。
自動車教習所のコースですから、180度カーブなどがあります。
そういうところで差を広げられてしまい、千切れてしまいました。
そしてラスト3周のレースになる前にピットインを命じられます。
(クリテリウムは先頭に追い付かれるとDNFなんですね。というルールすら知らず)
参加クラスのなかで、圧倒的・ダントツに遅かったです。
体力を使う前に終わってしまうので、ハーハー言いながら終えてくる人たちが羨ましかった。。
もう1つ下に「練習エンデューロ・サイクリングイベント初心者/フラペ女子」のクラスがありました。
このクラスを見ていると、レースとは言いつつも実践のなかで、以下のようなことをコーチが伝えていました。
- ブレーキをかける・解放するタイミング
- カーブでの目線の置き方
- カーブ後にカラダを起こしてニュートラルに
(カラダを起こす前にペダリング始めると、ペダルで地面を掻いてしまい落車のリスクが) - ペダリングを再開
私が参加すべきは、こちらでした(笑)
このクラスでも速そうな人は、明らかに私より速かったですし。
男性は1~2名しかいませんでしたが、レベル的には間違いなく私はこっちが適していました。
エンデューロだから、周回遅れになっても最後まで走らせてもらってましたし。
トライアスリートこそ基礎練習を
1~7時間くらい、真っすぐの巡航速度を上げることをメインとするトライアスロン。
同じバイクを使うにしても、全く異なる競技であることを認識しました。
ただ、学ぶことは多いです。
トライアスロンでもコースによってはカーブが多いです。
私が過去に出た中では、横浜が多かったでしょうか。
(今年は横浜、バイクコースが変更になっていますが)
そういうコースでは、カーブ後の立ち上がりでパワーをかけると脚を消費してしまいます。
できる限り一定のパワーでスピードを落とさずに曲がれる方が良いのです。
何よりも真っすぐ走る・止まる・曲がるのは、スポーツバイクの基本。
私がスピード出ると怖いのは、そもそも基本ができていないからでしょう。
速くなるためだけではなく、安全のためにも、基本を大事にしたいです。
コーチ曰く、トライアスリートはバイクコントロールが下手だそうです。
- レース中、無駄に踏み込んで体力を消耗する
- コース取りが下手で周りに迷惑をかける(リスクが高い)
など。3種目やるので、どうしても基礎練習を疎かにしがちなのでしょう。
トライアスリートとして、特に体力があるわけでもない私の場合。
多少なりとも成長するには、体力を伸ばすよりも、こういう基礎を大事にした方が良さそうです。
体力は年齢と共に落ちますが、身に着けた技術は落ちにくいですし。
今後もこういう練習会に参加していきます。
4月のトレーニングまとめ
そういえば、4月のトレーニングまとめをしていませんでした。
簡単にまとめますと・・
- スイム:12.83km(285分)
- バイク:631km(1475分)
- ラン:59km(396分)※ウォーキング含む
- CTL:月初 81→月末 81
コロナ以降、トレーニング時間は月間35時間を超えるくらいで安定してきました。
総量が変わらず、強度も上げられてないので、CTLも変わらなくなってきました。
4月は、トライアスロンバイクで帰宅中に、道路の溝にハマって落車。
その後、打った場所(右臀部の側面)が痛くて、しばらくランニングできませんでした。
ようやくジョグできるようになりましたが・・
そのため、予定していたランの高強度練習ができませんでした。
スイムは頻度を上げたためか、少し調子が上向いています。
本当に感覚・技術の競技なのだと思います。
1回1時間で週1回より、30分で週2回の方が、明らかにいい感じです。
![](https://biz-it-base.com/blog/wp-content/uploads/2020/10/a837767137f43f0f05c54e6c6573e44f-320x180.jpg)
諏訪湖が延期になり、その後 9月に予定していた佐渡も中止になりました。
![](https://biz-it-base.com/blog/wp-content/uploads/2021/04/ace398b82a249f07d2dcb09814ac23ba-320x180.png)
またしても目標とするレースがなくなってしまいました。。
私は怪我で2019年もレースに出ていません。
来年、五島が復活したとしても、参加資格(スタンダードディスタンス完走)が無い可能性が出てきました。
とにかくどこかのレースには参加して、完走しておきたいです。
モチベーションが続かないですし。。
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