バイクは目標の3時間を切れました。
かなりタレた割に達成したので、元々の目標が低すぎた可能性があります。
前半を押さえて、後半に上げていくスタイルだったら、もう少し速かったかもしれません。
色々と経験不足ですね。
さて、トランジションを出て、最後のランです。
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色々とやらかし過ぎ
バイク終盤でタレたことで、全く頭が働かなくなっていました。
いつもなら、バイク終盤でトランジションのイメージをします。
でも今回はそんな余裕がなく。
トランジションはいつもと異なるスタイル(T1の荷物が全部T2に運ばれてくる)なので、いつもと勝手が違います。
そのため、本当に必要なシューズ・帽子・サングラスだけ取って、さっさとスタートしてしまったのです。
「あ、ジェルがない・・汗」
エイドにどれだけの補給があるか分からなかったので、最低限のジェルはポケットに入れるつもりでしたが。走り始めてから気づきました。
それから日焼け止めの塗り忘れ(腕)。
灼熱の太陽なので、かなりダメージを負ってしまいそう。
ちなみに 5日経った今日あたりから、ボロボロと皮がむけてきました。。
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他にもやらかしましたが・・
ランコース
ランコースはこんな感じです。
(公式サイトから抜粋。オレンジの線を時計回り)
前半3kmの海岸線沿いはフラット。
海岸を離れたところからグイっと登っていきます。
一番キツイのは、10km過ぎくらいから2kmほど登り続けるところ。
そこを超えると、下り基調でサトウキビ畑と海の絶景が出迎えてくれます。
ラスト5kmくらいは、ほぼフラット。
暑さも相まって、かなり登りがキツかったという印象です。
約20kmで獲得標高が 243m(私のGarmin記録)なので、ラン単体で見れば、こちらも実は大して登っていません。
が、バイクで脚を削り、日に当たって体力が削られた後では、かなりキツかったです。
バイクとのすれ違いを楽しみに
序盤、とにかく脚が動きません。
が、バイク後の感覚はいつもこんなもの。
バイクのスピードに慣れているので、ランが遅く感じてしまうのも、いつものこと。
まずは腰痛が抜けるように、しっかり全身を動かして、フォームを整えていく意識。
スポンジをもらって水を被り、頭を中心に常に身体を濡らしておきます。
しばらく帰ってくるバイクの人たちとすれ違います。
チームメイトや知人がいないか?探しながら走ることで、疲れを意識しないように。
2km程度走ったところで、チームメイトのみよっし~が。
手を振って合図。
トランジションも入れて、15~20分くらいの差かな?と。
海岸線を離れるといきなり現れる長い急登。
既に歩き出している人もいます。
ただ、約1年前のみやじまパワートライアスロンで歩いたとき、「負けた感」がハンパなかった。
「ゆっくりでいいからエイド以外では歩かない」を目標にしました。
その後も、知人やチームメイトとすれ違うたびに手を振って挨拶。
それぞれが頑張っているので、私も何とかゴールを目指します。
ランの目標
エイド以外で歩かないのが目標の1つ。
もう1つはタイムです。前回(2018年)のタイムが 2時間5分程度でした。
このときはスイム中止でクロスカントリーラン、バイク40kmでした。
当時は故障明けで走力が落ちていた頃。
ただ、バイクまでの体力消費は、前回の方が少なそう。
何となくですが、2時間くらいが目標かな?と。
平均するとキロ6分なので、分かりやすいです。
(暑かった佐渡ロングのランを思い出しつつ・・)
最初の3km、海岸線を走っていたときにはキロ5分台半ば。
ただ登りに入って一気に 6分台に落ちてきます。
4~5kmでは、本レース中唯一の7分台も出ています。
(今思うと、ここでもう少し粘っておきたかったなぁ~と)
確か 5~6kmくらい(記憶があやふや)で、チームメイトの Sさん(コードネームが欲しいですね)とすれ違い。
初ミドルで完走を目指されてましたが、順調そうです。
エイドの子ども達に癒される
暑くて暑くて、とにかく常にエイドを求めていました。
エイドでもらうスポンジがキンキンに冷えていて、めっちゃ気持ちいい。
(冷えている配慮が嬉しすぎます)
子ども達が笑顔でスポンジを渡してきます。
最初は1個、そのうち2個。どんどん調子に乗って山盛りのスポンジを(笑)
スポンジをもらうと嬉しそうで。
冷えた水を被って気持ちよさそうにすると、また嬉しそうで。
ハイタッチすると嬉しそうで。
みんな元気で、キラキラしていました。
(こちらも佐渡。仲間たちからの応援を受けているところ)
せっかく応援してくれているのだから、全力で楽しむ大人の姿を見せないと。
ここでだらしない姿を見せている場合じゃない。
ちゃんと笑顔でお礼を言って、ゴミ捨てなども配慮ある対応をしたい。
エイドではバナナなどの食べ物や、ジェルも配られていました。
ジェルをポケットに入れて、走りながら少しずつ採りました。
(これでジェル忘れた問題は、とりあえず解決)
このレースのエイドは、正に「オアシス」でした。最高です。
ツラい登り・・
ちなみに10km過ぎくらいのエイドで、頭から水を被る際にサングラスを落としました。。
買ったばかりで 2万円以上したのですが・・(汗)
目は守りたいのですが、どうもランニング中のサングラスが好きになれず、このときもおでこに上げた直後。ついうっかり。。
約2kmの登り。長いです。
歩かないように耐えるだけで精一杯。
この前後は、6:18→6:51→6:14→6:39とデータで見ても苦しんでいるのが分かります。
絶景タイム!!
ただ、登り切ってしまえば絶景が待っています。
長い登りを終えて、右に曲がった瞬間にドン!!
(レース翌日に撮影)
両サイドがサトウキビ畑。奥には一面に広がる青い海。
そしてちょっぴりの下り坂。
ここまでの登りを頑張ってきたご褒美!気持ちよく駆け下ります。
5:33→5:12→5:14
ただ、既に脚が残っていませんでした。
感覚的にはキロ5分を切るくらいのペースを刻んでいるつもりが。
ゴミ捨てるの止めようぜ
この後、犬の門蓋(いんのじょうふた)エイドでかき氷がもらえます。
ただ、私の前のランナーがエイドの子どもと接触したのか?子ども同士が接触したのか?
小さな女の子が転んでしまい大泣き。
それに気を取られたこともあり、スポドリだけ取って、かき氷をもらわずにスルーしてしまいました。
エイド後のランナーがかき氷を食べてるのを見て羨ましくなりました(汗)
ただ、ちょっと問題が。
ここのエイドの直後、コースにゴミが散乱しているのです。
私の前を走っていた人が、スポンジを投げ捨て、かき氷の袋を投げ捨てるのを見て、イラっとして注意をしてしまいました。
- 島の人たちがご厚意でコースを使わせてくれているのが分からないのか?
- 私たち一人ひとりの態度が、今後のレース存続に関わるという認識がないのか?
- 誰が、このゴミを片付けるのか?
- そもそも、道端にゴミを捨てるという倫理観がどうなのよ?
たまたま注意したのは、そのひとりだけでしたが、散乱しているゴミを見て、実に残念な気持ちになってしまいました。
うっかり落としてしまうのをゼロにはできないかもしれません。(特にバイクは)
でも、意図的に捨てることは、私たちの心持ちでできますよね。
1秒縮めること、1位上げることよりも、人間として大切なことを忘れずに。
感謝しながらレースに参加したいものです。
注意した人は「あ、すみません!」って感じだったので、捨てることが悪いという認識がなかった様子。
もっと選手同士がお互いに注意して、全体としての意識を高めていきたいですね。
私はトップ選手でもインフルエンサーでもないので、地道にできることをやっていきたいと考えています。
ラストスパート?
さて、注意しつつ追い抜いた手前、逆に追いつかれたらカッコ悪いです(汗)
後ろをついてきているのが分かったので、ここは一気に引き離します!
5:09→5:51→5:25
ここでこの日の最速ラップが出てしまったのが悲しいですが・・
心拍も登り区間で150ちょいだったのが、下り・平坦にも関わらず160近くに。
ラスト 2km地点で、2時間まで残り10分ほど。ちょっと無理か。
もはやラストスパートする元気が残ってないどころか、暑すぎてクラクラしているので、現状ペース維持で。それですら鬼ツラい。。
5:22→ゴール
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- ラン:2時間00分58秒(52位/完走者321名)
- 全体:5時間16分05秒(67位/完走者321名)
灼熱の徳之島。
なんとか完走を果たしました。
徳之島編、もう少しだけ続けます。
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