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ランナーの走力を表すVDOTとは?

先日、ダニエルズ理論の 5つのペースについてまとめました。

ダニエルズの 5つのペースを練習に活かすランニングを始めた頃は、走れば走るだけ速くなっていきました。 少しずつ走れる距離も長くなって、嬉しいことしかありません。 でも、...

今日はもう1つの VDOT についてです。

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VDOTと、その求め方

今回も、こちらの本からのご紹介です。

VDOTとは、ランナーの走力を表す指標です。

  • VO2MAX
  • ランニングエコノミー
  • LT(乳酸閾値)

など様々なパラメータを含んだ総合力を示します。
つまり、これらのどれかを改善すれば、VDOT が上がっていきます(速くなる)。

VDOTを求めるには、できる限り目標とするレースに近い条件で走った直近の記録を参照します。
私の場合は、フルマラソンを目標としているので、それに近いものが理想です。

こちらのサイトで距離・タイムを入れると VDOTが分かります。

https://vdoto2.com/calculator/

スマホのアプリもあります。私は普段、アプリを使っています。

ただ、VDOT測定のためにフルマラソンを走るのは現実的じゃないので、10kmやハーフの記録があれば良いでしょう。
私は年末の Beyond の記録を元に算出しています。(VDOT 46.7)

ちなみに代表的な走力のVDOTは以下の通りです。
時間は全てフルマラソン。

  • VDOT 38:3時間59分35秒(サブ4)
  • VDOT 45:3時間28分26秒(サブ3.5)
  • VDOT 54:2時間58分47秒(サブ3)

VDOTから見ても、私の現在の走力は、ギリギリのサブ3.5ということになりそうです。

VDOT から 5つのペースが分かる

上記のサイト・アプリで VDOTを求めると、5つのペースが分かります。

ダニエルズの 5つのペースを練習に活かすランニングを始めた頃は、走れば走るだけ速くなっていきました。 少しずつ走れる距離も長くなって、嬉しいことしかありません。 でも、...

代表的なタイムで 5つのペースをまとめると、こんな感じです。
(ペースは全て1km当たりのタイムです)

VDOT自体は「総合指標」なので、練習をする際には、個別の目的をもって行う必要があります。

  • 持久力の向上
  • ランニングエコノミーの改善
  • スピードの強化 など

そのとき、この 5つのペースを活用すると、トレーニングしやすくなりますね。

  1. まずは VDOT と 5つのペースを求める
  2. 各練習時に目的に合わせたペースを選んで行う

この繰り返しで VDOTが向上(自己ベスト更新)していけるのだと思います。

お読み頂きありがとうございました。
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