去年、一番キツいと感じた雲見を乗り越えて、第14エイド(第2関門)波勝崎モンキーベイへ。
残り26km。まだ油断はできません。
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今回、最も長く感じたエイド区間
波勝崎モンキーベイから、給水所(夕日ヶ丘展望広場)を経て、第15エイド:アート村へ向かいます。
給水所からは 3.6kmしかないはずなのですが、今回、最も長く感じた区間でした。
アート村に辿り着けば、鹿肉BBQやカレーがある。
ここで少しゆっくりできる。
その気持ちが先行し過ぎて、まだか?まだか?と。
林道を進んで、カーブを抜けた先に・・まだ見えない。
の繰り返し。
でも、走り続けていれば、いつかは到着します。
無事、アート村(81.7km)に到着。
実ににぎわっているエイドでした。
日が落ち始めて、少し肌寒くなり始めていました。
前のエイドから、ここに辿り着く途中、上着を再度、着ていました。
温かいものが身体に嬉しい。
(鹿肉BBQ & カレーのセット)
ここでも椅子に座って、足首やふくらはぎ、腿の内側などをセルフケア。
既に下りでは言うことを聞かなくなっている脚ですが、ケアをすれば少し復活するかもしれません。
お礼を言いつつ、出発。
今まで来た道を戻ります。
ここも去年とは異なるコースです。
第16エイド:子浦・五十鈴浜公民館(87.1km)
16時頃にエイドに到着。
関門まで、あと1時間15分。
去年は23分程度しか、ゆとりがありませんでしたので、去年よりは早い。
コーヒーゼリーが何気に旨い。
そして、去年は無くなって食べれなかったバナナを2~3個食べておきました・・笑
ここで初めて「13時間切り」が頭をよぎりました。
残り13kmで、あと 1時間30~40分くらいで、13時間を切れるはず。
(実はここで計算を間違っていたようです)
普段だったら確実に破れる時間ですが、今の脚の状態でどこまで行けるか?
ここまで険しい登りだと、キロ8分とか掛かっていますので。
それに下りが全く踏ん張れなくなっており、キロ7分くらいかかるでしょう。
エイド休憩もあります。
達成できるかどうか、分かりません。
でも、何か張り合いがあった方が頑張れるので、13時間切りを目標に設定しました。
日が落ちていく・・
エイドを出て少しして、急激に日が落ちていきました。
コース上からの夕日がキレイだったので、立ち止まって写真を。
去年と比較すると、日の入り時点ではアート村を出た後くらいだったので、やはり早いです。
そして、平地なら意外と走れることも分かってきました。
とは言え、無理せず淡々と進みます。
第17エイド:吉祥(91.5km)
ついにラスト 10kmを切りました。
しかし、今の脚の状態では、いつ走れなくなっても不思議じゃない。
走れるうちに走っておこうと思いつつ、ゆるい下りでも耐えられなくなってきました。。
最後のエイドに到着。
ここでトイレ休憩。
日が落ちてから、確実に身体が冷えてきていました。
ただ、頭から噴き出る汗は、止まらないんですよね。。
残り 9km程度で、13時間切りするには、あと1時間ちょっと?
あれ?厳しいんじゃ?
(実はここでも計算を間違っていました・・汗)
まぁ、どう考えても、既に走れるようにしか走れないので、身体と会話しつつ、ギリギリを攻めることにしました。
残り 9kmなら、体力的には全く問題ありません。少し負荷をかけよう。
そしてゴールまで
ここから先は、下り基調のフラットコース。
しかし、足元が暗くなってきて、かつ車道ではなく歩道を走ることも増えるので、段差などに細心の注意を。
再度、ライトを点灯して、足元を照らしつつ、少し先も見据える。
前にいるランナーを見つけては、追いかけて、追い抜く。
95~98kmでは、キロ5分台で進んでいきました。
その後も、信号ストップなどはありつつも、キロ6分ジャストくらいで。
青野川沿いまで戻ってきたら、あとはビクトリーロード!
周りは真っ暗で、もはや何も見えませんが・・
長かった1日を振り返りながら、このレースを開催してくれた方々、ボランティアの方々、応援してくれる人々、周りのランナー達に感謝。
最後の最後、青野川ふるさと公園からの声が聞こえてきます。
ライトで照らされた公園。
多くの人が「お帰りなさい~!」と笑顔で応援してくれます。
私も笑顔で応えました。
そして、2度目のゴール。
伊勢海老の味噌汁を。
(去年より食べ尽くす!が目標ですので)
去年は13時間28分。今年は12時間34分となりました。
去年より速く走る!の目標も達成。
どこでどう計算を間違えていたのか分かりませんが・・汗
思った以上に余裕を持って 13時間切りも達成してしまいました。
なお、この後もゴール付近でおにぎりやお汁粉などを食べ尽くしました。
(勢い余って写真なし・・)
(ゴール後の写真を撮ってもらいました)
鬼ツラかったけど、振り返ってみると、やはり楽しい思い出です。
このイベントは、今年で最後となってしまいましたが、また違う形で何か開催されると良いですね。
今回の経験を通して、伊豆がもっと好きになってしまいました。
次回以降、ウルトラに向けて準備してきたことなどを振り返ります。
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