カラダを見てもらったついでに、バイクのポジションも変わりました。
カラダの左右差や、上手く使えていない理由はこちらで。
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バイクのポジション変更
カラダの状態を見てもらっただけではなく、バイクのポジションも変更してもらいました。
(左が調整前、右が調整後です)
右側(調整後)の方が股関節がしっかり曲がっているのが分かります。
変更点は以下の通り。
- サドル15ミリ後退、7ミリアップ
- ステム高17ミリダウン
- DHパット15ミリ外に開く
カラダをケアしてもらったことで、上死点までの脚を上げるのがスムーズになりました。
それに伴って、まずはサドルを15ミリ後退。
合わせて、サドルの後ろ側に座るように意識しているので、実質20ミリくらい下がっているでしょう。
末端の力が抜けると、上半身がリラックスできる
続いてステムを下げました。
ハンドルの位置が下がり、サドルとの落差が生まれました。
これも股関節が屈折しているからこそ、取れる姿勢です。
(今年の横浜。NGパターンです。股関節が曲がり切らないので、お腹が上に逃げています。腿と腹の間に空間が空いている状態)
(今年の海の森。同じく腿と腹の空間が空いています。これを直したい)
ステムを下げられたのは以下の理由です。
- 股関節が屈折し、股関節でまわせるようになった
- 股関節でまわせると、末端の力が抜ける
- 末端の力が抜けると、上半身がリラックスできる
- 上半身が固まっていないと、肩甲骨が動く
- 肩甲骨や股関節が動くとペダリングがスムーズになる
上半身がリラックスしているので、ハンドルにガツっと体重が乗りません。
その分、ハンドルを下げることができました。
(調整後の右側の方が腿と腹の距離が近いです)
上級者ほど、サドル位置が高くなる理由
さらにサドルを上げて、落差を大きくしました。
ちなみに上級者になるほど、サドルの位置が高くなる理由をご存じでしょうか?
(私はコーチから教えてもらうまで、分かりませんでした)
下手な人は、下死点で体重が残っています。
ランニングで言えば、下死点で地面を蹴っているような感覚。
上手な人は、上死点で体重を乗せています。
ランニングで言えば、上死点で地面を蹴っている。
標準の立ち位置が高くなっているので、その分、サドルの位置も上がるのだとか。
サドルが高く、ハンドルが低くなると速いだけでなくカッコイイですよね。
(私がしろさとTTに参加したとき、200kmの部に参加されていた高岡さん)
まずはこのポジションに慣れるようにトレーニングします。
そのためには股関節周りが固まらないようなケアが必要です。
FTP未満(SST強度)で、この姿勢を取り続けられるようになることが、当面の目標。
末端が力まずに、リズムでまわせるように。
その上で、たまに FTP105~110%くらいで強度を上げていく。
このときも筋力で動かすのではなく、体幹主導できるように。
結果として、FTPが少しずつ上がっていくのが理想ですね。
コーチからは3ヶ月に1度くらい、ポジションを見直した方がいいと言われました。
確かにカラダの状態も変わっていきますし、現状チェックにもなりますね。
少なくともシーズンOFFの間は、3ヶ月後には見てもらおうと思いました。
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