先日、房総半島で3種目トレーニングをしてきましたが・・
今日はそのバイクパートの振り返りを。
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登りの課題
この日の練習会では、参加者の他にコーチ2名と、ホイールメーカーMAVICの営業さん(元プロサイクリスト)で走りました。
コーチやMAVICの方に着いていけないのは仕方ないとして・・
登りは、自分のペースで走ることができました。
ヒルクライムの人から見たら笑われるペースですが、登りではFTP(187w)以上が普通。
200w台も出続けていたので、以前に比べるとパワーは出るようになってきたように感じます。
一時期、ずっと週末に峠を登りに行っていた効果が出始めたのかもしれません。
(このところ行けてないのですが)
(肩が挙上してしまうのを何とか直したいです。体幹が弱くて肩が逃げているのでしょう)
コーチからは、以下のように言われました。
「もう1枚ギアを重くしてトルクをかけるように。」
「今のギアだと軽すぎる。」
(ケイデンスが高すぎて体力を消費する、という意味だと捉えました)
上死点でチェーンをキャッチできていないのでしょう。
傾斜の変化に対して、重心位置やペダリングの変化もできていない。
この辺りを改善できると、3.5倍(w/kg)も見えてくるかな~と。
平坦・下りは戦えない
一方、平坦と下りはガンガン抜かれてしまい、勝負になりませんでした。
登りで先頭に出たとしても、その後の平坦と下りで抜かれてしまい、しかも着いていけません。
トライアスリートとしては、平坦で戦えないのは致命的。
私が常にメインレースとして思い描いているのは五島。
その五島ですら、いわゆるヒルクライム区間はほぼありません。
急勾配は少ないですし、何kmにも及ぶような長い登りはないからです。
ちなみに獲得標高は1800mくらい、平均勾配1%。
(この2018年頃よりは、速くなっているとは思うのですが、当時は底辺なので・・汗)
つまり、多少登りが強くなったとしても、トライアスロンで勝負を決めるのは、やはり平坦。
ロードバイクではなくトライアスロンバイクで出場する選手が多いことも頷けます。
下り(特にカーブ)は苦手なので、安全優先でスピードを落としている意識はありました。
でも平坦でガンガン引き離されていくのは、なぜでしょうか?
足らないのはエアロか?パワーか?
平坦が遅いということは、以下の2つでしょう。
- 絶対値としてのパワーが足りない
登り坂は相対パワー(w/kg)が重要なので、体重が軽い分、ごまかせている。 - エアロな姿勢が取れていない
私(55~56kg)が200w出すと3.6倍くらいになります。
しかし 70kgの人が同じくらい踏めば 250w出ます。
250wは、私にとっては4.4~4.5倍で、そう簡単には出せません。
FTPTで3.3倍ちょっとですから。。
男性と女性でバイクのタイム差が生まれやすいのは、体重差のためです。
平地では絶対値としてのパワーが重要。
私の場合、男性としては軽すぎる体重がボトルネックです。
ヒルクライマーなら適度な体重なのでしょうが、目指すはトライアスロンですので。
相対パワー(パワーウエイトレシオ)も上げたいですが、絶対パワーを上げるには、やはり増量(ビルドアップ)したいもの。
もう1つがエアロです。
登りはスピードが遅いので、そこまで風の影響を受けません。
平坦や下りは、少なくとも 30km/hは出ているので、空気抵抗が大きくなります。
エアロバーを使って上体を小さくしている人に対して、私もロードバイクの下ハンドルを持って上体を下げて着いていこうとしましたが、どんどん引き離されてしまいました。
- エアロバー(TTバー)時の前方投影面積(CdA):0.27m^2
- 下ハンドル時の前方投影面積(CdA):0.31m^2
- 上ハンドル時の前方投影面積(CdA):0.36m^2
というデータがありました。
平地で余計な空気抵抗を増やさないためには、ロードバイクで出場するにしても、エアロバーは付けた方が良さそうです。
バイク重量増のデメリットよりも、空気抵抗を長時間減らすメリットの方が大きそうなので。(取れる姿勢が増える分、筋肉の負担も分散できますし)
なおバイク屋さんに聞いたら、エアロバーを追加しても、Di2スイッチが付けられることが分かりました。
ただジャンクションを外出しすることになるので、2021年バイクとしては、ちょっとカッコ悪くなります。
(もっと前のバイクは、みんなジャンクション外に出てますが)
10月に出場予定の九十九里(ミドル)・千葉シティ(ショート)は、どちらもフラット。
トライアスロンバイクで出るか?ロードにエアロバーを付けるか?悩みますね。
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