menu

私が独立を目指したときの「目的・戦略・戦術」

2012年の年末。
私が初めて「独立したい」と考えたのは、このときです。
実際に独立したのは2015年4月。
約2年半の間の「目的・戦略・戦術」を整理してみました。

<スポンサードリンク>



目的→戦略→戦術の順に考える

何かを行う場合、目的・戦略・戦術の順に考えます。
逆ではありません。左から右です。

目的とは、何を達成したいか?

独立したいとか、スキルアップしたいというのは、あくまでも手段です。
では、その先に何を達成したいのか?

独立や転職の相談を受けることが多いのですが、
なぜそうしたいのか?を確認すると、曖昧なことが多いのです。
ご本人も、それが分かっているから、相談に来るのでしょう。

余談ですが、独立・転職の相談は、この目的を定めに来る場合と、
やり方(独立の場合)を相談に来る場合と、2つに分かれます。

戦略とは、自分の持っているリソースをどう配分するか?

「戦略とは絞り込むこと」と言われます。
個人やスモールビジネスでは、人材・スキル・お金・時間などのリソースが限られていますから、
何にリソースを使い、何に使わないかを絞り込むことが大切です。

戦略、つまり「戦い」を「略す」ので、総当たり戦を試みて、疲弊してはいけないのです。
大切なことなので、もう一度。
「戦略とは絞り込むこと」です。

戦術とは、どうやるか?

戦術は、具体的な行動計画です。
戦略と戦術が混同されやすいのは、どうやるか?とリソース配分の検討は、同時に行われることが多いからではないでしょうか。

「目的→戦略→戦術」の順番に考えなければなりません。

間違った目的・戦略に対して、上手く戦術を実行してしまうと、間違った目的を達成してしまいます。
以前、私の師匠が「バカが加速する」と表現したことがありますが、
戦略が間違っているなら、戦術も失敗した方が良いのです。

その代表例が大東亜戦争であり、その問題を突いた『失敗の本質』は、今も読み続けられる名著です。

 

私が独立を決意したときの目的・戦略・戦術

一般論はここまでにして、私が独立を決意した2012年の年末。
目的・戦略・戦術を以下のように考えていました。

目的

1.自分が良いと思うサービスを直接、お客様に提供したい
当時は会社員として、商品企画部門で働いていたのですが、

  • 商品・サービスが提供されたときの、お客様の反応が見られない
  • 自分が良いと思っても、上司やサービス提供部門から反対されると、企画が通らない

という不満を抱えていました。
自分で企画して、提供して、お客様の反応を見たいと思うようになっていたのです。

2.自分の給料は、お客様や市場に決めてもらいたい
上司に気に入られる人の給料が高い、というのが不満でした。
私は上司から高く評価してもらっていました。

一部上場企業の管理職だったこともあり、高いお給料を頂いていました。
「本当に、こんな市場価値があるのだろうか?」
という不安は、いつもアタマと心に、常駐ウイルスソフトのように動き続けていました。

3.働きたいときに働き、遊びたいときに遊びたい
テレワークなど、先進的な働き方ができる素晴らしい会社でした。
それでも、会社という組織で働く以上、不自由はありました。

  • 何でこんな混雑している通勤電車に乗るの?
  • 新たな価値を生み出さないミーティングに、いつまで参加しなければならないの?
  • 役員に説明するための資料づくりとか、無駄じゃね?
  • 今日は良い天気なんだから、働いてないでランニングに行きたいんですが

こんなことばかり考えているから社会不適合者になるのですが・・

目的は、長くなりすぎるので、この辺で止めておきます。。
大組織の中でマーケティング・商品企画という1つの役割を担う働き方は、自分の仕事観と合わなくなっていたのです。

戦略

自分の仕事観を満たすための働き方を模索したとき、

  • 独立してフリーランスになる
  • 中小企業の役員になる

の2つが考えられました。
逆に言うと、一般の会社員として働くことには、限界を感じていました。

当時は大企業で働いていて、お客様も超・大企業ばかりでした。
副業をしていた関係で、中小企業とも多少はお付き合いが始まっていましたが、
それでも中小企業の実態は、まだまだ見えていませんでした。
中小企業の役員という選択肢は、現実的に選べなかったのです。

中小企業診断士という資格もあることから、私は「独立」にリソース(スキルや時間)を突っ込みました。
マーケティングやITのスキルを武器に、独立する。
これが当時の戦略です。

戦術

ここから先は、本ブログで何度もネタにしていることです。
独立するためとは言え、平日の日中は会社員として仕事をしていますから、動けません。

副業として、情報発信(ブログ)・セミナーを行うことにしました。
(後に多少、コンサルティングも入ったのですが、スタート時点ではやっていません)

ブログを書くことで、自分のスキルアップにもなるので、一石二鳥です。
さらにセミナーでそれを話すので、一石三鳥。

お客様もブログを読んで(オンライン)、セミナーでお会いする(オフライン)と、
バランスが取れたサービス構成だったと思っています。
色んなネタを記事にしたり、セミナーでお話ししたり。
それを繰り返すことで、自分が本当にやりたいことを確認することもできました。

この活動を通じて、2015年4月に独立することができました。
それ以降、仕事観(目的)は大きく変わらず。
戦略はより詳細化していて、戦術は多様化しています。

この結果から見ても、目的→戦略→戦術で考える流れは正しかったと思います。
独立は目的じゃありませんよ!ということで、記事を終わります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Facebookページ:こちら
Twitter:@giraffe_duck

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

プログラマーとノンプログラマーの違いは何なのか?

知識やコンテンツを、もっとオープンにした方が良い

関連記事

  1. 独立する前に知っておきたいフリーランスのデメリット

    フリーランスには、どんなデメリットがあるのでしょうか?勢いで会社を辞めてしまう前に、デメリットを…

  2. 働く場所と時間をコントロールしよう

    「月曜から金曜は、朝7時に家を出て、帰ってくるのは20時過ぎ。」今、こんな仕事のやり方をやれと言…

  3. 会社員が独立を見据えてやっておきたい3つのこと

    私が独立したからなのか?世の中の流れがそっちに向かっているのか?は分かりませんが、独立してフリーラン…

  4. 【セミナーレポート】お金の悩み

    前々回、前回に続いて、週末に行った放談会「独立のリアル」のレポートです。https://bi…

  5. 独立・起業時の夫婦関係

    昨日は独立する上での人脈について書きました。https://biz-it-base.com/…

  6. 独立から3日間を振り返って

    会社を3月末に辞め、新しい仕事をして3日が終わりました。新しい環境で初めての週末を迎え、この3日…

  7. その仕事、お金を出しているのは誰ですか?

    「やる気のある、前向きな顧客と仕事をしたい」コンサルティングやセミナー講師などをしていると、…

  8. マーケティングには戦略・戦術以前に大事なことがあった

    マーケティングと言えば、頭を使う労働というイメージが強いです。実務で言うと、実際にやっていること…

最近の記事

PAGE TOP