IT・システム関連

これから起業する人のITとの付き合い方

こんにちは、渋屋です。

昨日は、ITに造詣の深い方々との会合でした。毎度のことながら、自分の日常の仕事では得られない業界の動向など、示唆に富んだお話を数多く聴くことができました。このような場は本当に大事にしたいです。

今日は、これから起業する人がどのようにITと付き合っていくべきか、考えてみました。

 

それはITに任せられないか?を常に問う

起業前後の人にとって、最も不足しているリソースは時間であり、資金でしょう。人員を数多く抱えているわけではありませんし、安定した収入があるわけでもありません。自分の貴重な時間はできる限り、事業を立ち上げるために集中的に使いたいでしょう。

自分の商品を想定顧客に話してみたり、商品・サービスを実際に提供したり、顧客から頂くフィードバックを元に改善を加えたり。そういうところに最も時間を使いたいはずです。とにかく早く事業を軌道に乗せない限り、売上が立たず、資金が底を突いてしまうからです。

その一方、本業とは直接関係しないけれど、やらなければならない作業や、準備しなければならない備品などがあります。作業の例としては経理がありますし、備品(資産)の例を挙げればオフィスやプリンタ、FAXなどがあります。こういったものに時間やお金をかけないため、それはITに任せられないか?常に問うことが大事です。

常に問い続け、探し続ければ、ITが得意でなくとも、徐々に慣れてくるでしょう。経理はITでずいぶん簡単にできるようになっていますし、ITツールを駆使すれば、必ずしもオフィスを持つことは正解ではなくなります。

 

これから起業する人が有利な点

これまで事業を営んできた会社であれば、過去の蓄積があるために、どうしても選択肢が狭められてしまいます。例えば、既存の会計ソフトの利用に慣れているため、より良いものがあったとしても、簡単に移行することができない、というようなことです。
既存の資料が全てMicrosoft Officeで作成されているため、Google Appsには完全移行しにくい、というようなこともあるかもしれません。

しかし、これから起業する人は、そういった過去の蓄積がありません。過去に縛られることなくITツールを自由に選択することが可能になります(もちろん、取引先の都合に合わせることはあるでしょうが)。

 

ITにできないことを大切に

今回の記事で一番お伝えしたいことは、実はここです。ITに出来ないこと、任せきれないことはいくらでもあります。 地道に人と会うことがその代表例です。時間やお金をかけたくないことをITで徹底的に省力化し、その一方で自分にしかやれないことを最大化する。ITに頼り切るのではなく、あくまでも使いこなす。

便利なITツールが次々と登場する現代において、起業家には、このような対応が求められていると感じています。

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【編集後記】

今日は朝からランニングするために早起きしたものの、風邪のひき始めのような状態だったので、午前中は寝ることに。3連休の時間を最大限活用すべく、ここはガマンです。午後は息子と2人でお出掛け。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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