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【私の履歴書】私の人生は「諦め」で凋落し、「諦め」で再起動した

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振り返ってみると、私の人生は「諦め」の連続でした。
諦めによって凋落したこともあれば、良い意味での諦めが次につながったこともあります。

 

人と比較し続けて、諦め続けた学生時代

息子が小学校で、学年で16人しか選ばれないリレー選手として活躍するのを観て、複雑な気持ちになります。
親としては単純に応援するだけですが、私が子どもの頃は鈍足で、運動会の徒競走は、いつも4位くらいでした。
1回くらい3位までの旗のあるところに入りたいと思っていましたが、記憶では入ったことがありません。

スポーツのできる人は、憧れの対象でした。
学校の体育ではいつも平均以下。
2年生から始めたスイミングでは、6年生の頃、学校で2番手になるも、1番手とは圧倒的な実力差。
中学校で全国大会優勝の実績があるバレーボール部に入りますが、全国区の選手たちの運動神経を観て、ただ唖然とするばかり。
大学時代にやったラケットボールは、基礎練習を繰り返して学生の大会では人並みに戦えるようになりました。
でも、社会人の大会では2回戦すら突破することもできませんでした。

勉強のできる人も、憧れの対象でした。
小学生の頃、公文で中学数学に入っていい気になっていたら、友達は高校の問題を解いていました。
高校受験を意識し始めた頃、私の成績は中の上くらいでした。
早起きして勉強しましたが、どうしても「上」には入れませんでした。
大学受験は現役は受験したところは全て落ち、浪人してやっと大学に滑り込みました。
研究者として生きていくことを決めている大学院生や助手の人たちの、あまりの頭の良さに辟易しました。

スポーツもダメ、勉強もダメ。
さらにはモテるわけでもない。面白いわけでも人気者なわけでもない。
大学に入ってからは、お酒にも弱いことが分かりました。

何を選んでも、必ずもっと上の人がいる。
ほんの1つでいい。
何か勝てるものが欲しい。

そんな「何か」を探しながら、結局見つかるわけもなく。
何をやっても勝てない。
自分は庶民なんだ。

人と比べることが不幸を生んでいるのですが、当時はそのことにも気づかず。
そして自分は庶民であることを自らに刷り込み、「勝つことなど夢なのだ」と諦めていきます。

 

「自分には才能がない」と認めたからこそ、道が開けた

何をやっても良くて「そこそこ」のレベルにしかなれない自分。
20代も半ばくらいになってくると、「自分には才能がない」のだと認めるしかありませんでした。
余談ですが、そんな簡単に決めつけたら才能がかわいそうなんですけれど、その話はまた別の機会に。

当時はITエンジニアとして仕事をしていました。
この分野でも、やはり凄まじい人はたくさんいました。
もうエンジニアリングが好きで好きで、エンジニアが天職であるような人が。

「エンジニアとしても所詮この程度か・・」

幼少の頃から染み付いた負けパターンに、ここでも陥りました。
ただ、これは仕事ですから、簡単に諦めるわけにもいきません。
才能がないなら、ないなりの戦い方をしなければなりません。

そこから試行錯誤が始まりました。
「好き」だけで突っ込んでいけないなら、資格を取得して知識を体系的に整理する。
エンジニアリングだけではない、プロジェクトの進め方や顧客とのコミュニケーション方法を改善してみる。
自分ひとりで仕事を進めるのではなく、自分と一緒に仕事をする人たちとチームとしてパフォーマンスを発揮できるようにする。

才能がなかったから、各分野で先を行く先達から、素直に教わることができました。
自分ひとりじゃ大したことはできないと悟ったから、チームで仕事を進められるようになりました。

そうやって仕事で成果を上げ始めると、少しは自信を持つことができるようになりました。
と同時に、「コツコツと基礎を積み上げていくことができる」という自分の強みに気づくように。
今日で2,091日連続更新している本ブログも、その1つです。

今でも教養はないし、相変わらず不器用だし、すぐ1つのことしか見えなくなることもあります。
ガンガン仕事をこなしながら、幅広い教養を身に着けているビジネスパーソンを目の当たりにすると、今も逃げたくなります。
それでも、コツコツと積み上げた分野に関してだけは、人並み以上に戦えるようになってきました。

才能溢れるタイプではないから、自分がコレと決めた分野だけで戦えれば良い。
自分が満足して働きながら、(他人と戦って勝つのではなく)目の前の人に喜んでもらえば良い。

他者との比較ではなく、自分の軸。
そして目の前のお客様に集中できるようになって、私の人生は再起動した気がします。
そう感じられるようになったのは、つい最近のことですが。

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【編集後記】
またしても週末の天気が怪しいですね。
週末は妻のマラソン&息子のサッカーの応援なのですが。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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