こんにちは、渋屋です。
今日2回目の投稿です。
昨日の記事(働き方のフレームワークを知る1冊)では、自分の働き方を知るためのフレームワークを紹介しました。このフレームワークは、こちらの本に書いてあります。
今日はその続きです。
4つの働き方とは?
まず昨日のおさらいです。働き方には4つのタイプがあります。
E・・・従業員
S・・・自営業者
B・・・ビジネスオーナー
I・・・投資家
このフレームワークによって、最初に得られることは、E(従業員)として働くだけの視点がいかに狭いのか?に気付くことができることでした。ここまでが昨日の話です。
ビジネスを始めると言っても
次に独立して、自らのビジネスを始めることを目指す人が得られる示唆です。
左下のS(自営業者)、右上のB(ビジネスオーナー)ともに、自らのビジネスを行っているという点では同じです。
ただ、このフレームワークの左側は、自分で動いて収入を得ることを示しています。右側は、他者に動いてもらって収入を得ます。つまり、左下のSは個人で行う士業のように、自らが動くことで、ビジネスが成立しています。一方、右上のBは、ビジネスの仕組みを作り上げることで、自分が現場に居なくとも、ビジネスが成立していることを示します。
ゼロからビジネスを始めるときには、Sから始まるのが一般的でしょうが、数年後・数十年後のゴールをSのままにするのか?Bにするのか?によって、日々の活動が変わってくることが、容易に想像できます。
アクティブインカムとパッシブインカムのバランス
上述の通り、このフレームワークの左側は自分で働くことで収入を得ます(アクティブインカム)。一方、右側は仕組みに働いてもらうことで、収入を得ます(パッシブインカム)。
こちらの本によれば、世界的には(おそらく先進国では)、アクティブインカムからパッシブインカムへの流れを作るためのお金の教育が一般的に行われているようです。20代、働き始めの頃はとにかく頑張って働き、アクティブインカムを得ます。
そして得られたお金の一部を投資にまわして、徐々にパッシブインカムを得られる仕組みを作り始めます。30代、40代と経るにつれて、アクティブインカムは増え、パッシブインカムに投資できる金額が増えていきます。そして、50代、60代と進むにつれて、パッシブインカムがアクティブインカムを超えるようになっていきます。
この仕組みを作ることができていれば、定年になり、アクティブインカムがなくなっても怖くないのです。「年金が破綻したらどうしよう」というのも、(社会的には問題ですが)自分にとっては無駄な心配になるはずです。
私はこの記事で、投資の話を書くつもりではありませんので、その面での詳細は省きます。ただ、ずっとE(従業員)のクワドラントの世界に閉じこもり、その世界の視点だけで世の中・自分の人生を見ていると、失うものの多さに気付くこと思います。
このフレームワークを得たときから、「働く」ということの定義を少し広げて、私の視野はぐっと広がりました。自分が40代、50代と進むにつれて、どのクワドラントに所属していたいのか?より正確に書けば、どのクワドラントで何%ずつ活動するか?そういうイメージを持ちながら、毎日を生きることができるようになりました。
そんなときに、E(従業員)からS(自営業者)、S(自営業者)からB(ビジネスオーナー)、さらにはI(投資家)へと続く、具体的な道筋が描かれた『大資産家になるためのアジア副業マニュアル』を読んだので、深く刺さったのです。 (ただし、この本にも書いてありますが、この本の手法が使えるのは、「今の」日本に住んでいるからです。数年・10数年後には使えなくなる可能性があります)
将来、自分らしく生きたい。自分らしく働きたい。社会に貢献したい。
そう思っている人ほど、上記2冊を強くお勧めします。
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【編集後記】
今度、香港&マカオに行くのに、今朝、国際免許を取ってきました。3分で取得できるんですね!
今晩は、中小企業診断士&MBAを取得した友人のお祝いに行ってきます。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!