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「忍耐力」を身につけるだけで、差別化できる

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「う~ん、う~ん・・」
息子が唸っていました。
算数の問題を解き始めてから、まだ10秒くらいしか経っていないのに。

 

我慢できない人が増えている

「分からない」と決め付けるのが早過ぎるんですよね。
問題文を読んで、その時点で良く分からなければ、「分からない」と決め込んでいるのです。
大人(妻や私)がいる手前、「考えている風」を装っていますが、
気持ちの上では「ギブアップ」しているように見えるのです。

「何でもかんでも瞬間的に答えなんか見つかるわけないだろ!」
「考えるフリしてないで、まずは手を動かせ!」
「そもそも問題文を理解してないだろ。声に出して読んでみろ!」

などと思ってみたり、実際に息子に言ったりしながら、
「これって息子だけの問題じゃないよな」と思ったのです。

私たちは、すぐに答えが得られる環境に慣れすぎました。
分からないことは、その場でグーグル先生に聞く。
LINEやFacebookメッセンジャーでは、送った後に相手が読んだかどうかが分かり、
相手はすぐに返信してくれます。

百科事典や辞書で調べるために図書館に行ったり、
紙の手紙を送って相手に届いたかどうかを心配することはなくなりました。

時代の流れは加速し、じっくり考察することよりも、
即答することが重んじられる時代です。

そんな時代ですから、子どもに限らず、私たち大人を含めて、
ますます「我慢できない人」が増えているように思います。
だからこそ、我慢できるようになるだけで、他者とは差別化できるな、と確信しています。

 

耐久系スポーツで「忍耐力」を身につける

トライアスロン・マラソンなどの耐久系スポーツは、言うまでもなく「忍耐力」を身につけるのに最適です。

どんなに良いトレーニングをできたとしても、
自分のレベルがどれだけ上がったとしても、
レースの最後は必ず苦しくなるのが耐久系スポーツです。
苦しくならなければ、まだまだゆとりがあって、自分を出し切っていないだけのこと。

つらくなったとき、苦しくなったとき、
即時に答えてくれるグーグル先生のような「魔法」はありません。

上がってしまった呼吸を落ち着かせてくれる魔法もないし、
疲労しきった筋肉を回復させる魔法もありません。

魔法がないのですから、耐えるしかありません。
耐えながらレースを進めるのです。
守りながら攻める。

苦しいのでクリエイティブな思考はできませんが、
自分の奥底に眠る感情にアクセスするような感覚に襲われることがあります。
まるで瞑想したかのような錯覚を覚えます。

 

今、できることに集中する

ちなみにつらいとき・苦しいときにできることと言えば、
せいぜい己を信じて耐えることです。
自分を信じられなくなった瞬間、レースは崩壊してしまいます。
残念ながら、弱い自分に負けて、そうなってしまったことが何度かあります。

己を信じつつ、今、自分ができることに集中するのが、本来は良いと思っています。
ゴールまで考えられる状況でなければ、次の1kmだけに集中する。
それすらできなければ、次の電柱まで走ってみる。

フォームをチェックしてみる。
腰は落ちていないか?
猫背になっていないか?

そのようなチェックをしながら、自分がやるべきことに集中していくのです。

これは経営においても同じです。
チームの士気が下がっていないか?
皆が同じ方向を向いているか?
キャッシュフローが悪化していないか?

そんなチェックをしながら、自社が今やるべきことに集中していきます。
しかし、このときリーダーである社長が即時の結果を求めていたら、社員は集中することができません。
社長こそ、社員を信じた上での「忍耐力」が求められるのです。

我慢できない人が増える世の中ですから、
我慢する力を鍛えて、ジワジワと競合他社と差を広げていきましょう。

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【編集後記】
息子の勉強をフォローしていると、自分のアタマが活性化されますね。
自分はやっぱり算数が好きなんだなぁ~、と改めて感じました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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