私は職業柄、社長・士業などのフリーランスから公務員・会社員まで、多くの方々と接する機会があります。
これだけ幅広い方々とお会いしているにも関わらず、
男女ともに「ある一定のパターン」にハマっているのでは?と感じることが多々あります。
男女にそれぞれ存在する症候群
具体的に書きますと、
多くの男性は「自分は優秀でなければならない」(そうでなければ価値がない)、
多くの女性は「自分は美しくなければならない」(そうでなければ価値がない)、
と信じ込んでいるように思えてならないことが多いのです。
特に古くから男性中心に動いているビジネスの場においては、
「優秀でなければならない症候群」が広く・深く浸透してしまっているように思います。
男社会で戦わなければならない女性からも、この症候群に罹患している雰囲気を感じることがあります。
こんなことを書いている私自身、「優秀でなければ価値がない」と感じてしまうことがあり、
「優秀であることと、自分自身の存在価値は別である」と言い聞かせるのに時間がかかることもあるのです。
女性の場合は、全員とは言わないまでも、
一部の方が強く上記の症候群であると感じてしまうことがあります。
「ありたい姿」と「現在の事実」の両方を受け入れる
私は将来的に、もっとビジネスで結果を出したいと思っています。
もっと多くの顧客のビジネスを伸ばして喜んで頂きたい。
その結果、世の中を少しでも良くしたい、楽しくしたい。
そのために、もっと影響力を与えられる存在になりたい。
そんな「ありたい姿」を掲げているわけです。
この記事の文脈で言えば、「優秀になりたい」と素直に思っていますし、隠すつもりもありません。
ただ、「今現在どうなのか?」と言えば、そりゃあ、優秀には程遠いわけです。
では、今の自分に存在価値はないのでしょうか?
私は決してそうは思いません。
優秀さは数多くあるパラメーターの1つに過ぎません。
息子から見れば、優秀であることよりも、一緒に遊んでくれることを望んでいます。
妻から見れば、優秀かどうかはさておき、ちゃんと稼いでくれば良いハズです(笑)
人には数多くの面(パラメーター)があります。
それが一人ひとりの特徴や可能性につながり、「その人らしさ」になります。
少なくとも私たちを産んでくれた親から見れば、優秀かどうか?以前に、存在価値があるでしょう。
私たちは将来の目標を見据えながらも、
素直に現在のリアルな自分の価値を、もっと受け入れて良いと思うのです。
「優秀でなくとも」「美しくなくとも」それで良いじゃん
つまり、今現在、優秀でなくとも、美しくなくとも、
「まぁ、それで良いじゃん」と言いたいのです。
なぜこんな記事を書くのか?と言えば、
「俺は優秀でないので、価値がない」
「私は美しくないので、価値がない」
という心の奥から声が聴こえてくる人が、あまりに多いからです。
ビジネスの世界にはびこる「優秀であれプレッシャー」は、相当なものだと思います。
それが失敗を恐れる気持ちを強くし、結果として変化やリスクを恐れる日本社会を作っているとすら感じます。
優秀でない自分、美しくない自分を素直に受け入れ、
もっと本当に心から自分が望んでいること、心の奥底の声を聴きましょう。
「優秀さを争うレース」を心から楽しんでいる人は、ごく一部であることに気づくはずです。
まずは今のありのままの自分に価値を感じましょう。
バカボンのパパが言う「それでいいのだ!」は、深い言葉だなぁ~と感じる今日この頃。
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【編集後記】
新しいランニングシューズを買ってから、ようやく走りました。
いきなり霧雨で滑りやすい環境でしたが・・
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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