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私が「戦略」という言葉を使いたくない理由

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少し前から「戦略」という言葉をできる限り使わないようになりました。
特に顧客にコンサルティングするときには、徹底的に使っていません。

 

分かったような気になりつつ、中身のないことが多い

理由は「戦略」という言葉を使うと、それっぽい会話をした気分にはなるものの、
実際には中身のない会話に終始することが多いからです。

「ブランド戦略が・・」
「それはIT戦略が・・」
「マーケティング戦略をこうした方が良いんじゃない?」
等々etc・・

「戦略」とかいう言葉を使うと、なんとなく頭が良くなったような、あるいは仕事をしている気分になるのでしょうか。
どうも頻繁に使われる傾向にあるように感じています。

しかし良く聴いていると「戦略」という言葉自体に意味がなかったり。
(戦略をとっても会話として成り立ってしまう)
あるいは、「戦術」と間違って使われていたり。

そんな傾向を横目に、私個人的には、「戦略」という単語を使うことが、だんだん怖くなってしまいました。
それっぽい単語を使って悦に浸るだけで、実は何も進まない。
そんな言葉に引っ張られるくらいなら、その言葉を自信をもって使えるようになるまで封印しようと思ったのです。

 

専門用語を使わないコミュニケーション

実は同じように使うのが怖くなって、できる限り使用を避けている単語がいくつかあります。
経営・マーケティング周りに、そのような単語が多いようです。
その結果、専門用語を使わずにコンサルティングを進めるようになりました。

「顧客は具体的に誰ですか?」
「その顧客はどこにいますか?」
「顧客は何に困っているんですか?」
「顧客は何に満足しているのですか?」
「その商品・サービスを利用する前後で、何が変わりますか?」
「それを作るには何が必要ですか?」
「足らないものは何ですか?」
「それって、こういうことですか?」

私のコンサルティングは、あまり専門用語を使いません。
もちろん、使った方がお互いの理解が進むときには使います。
特にIT用語は使わないわけにもいかないので、その用語を確認しながら使うようにしています。

このようにし始めてからの方が、本質的で原理原則に迫るコンサルティングができると感じています。
表面的な言葉に躍らされることなく、小学生でも分かる表現で会話するので、話の本質にグッと近づくのです。

 

知識を振りかざす人ではなく、気づきを与えられる人になりたい

もう1つ、難しい言葉を使うのを避けている理由があります。
知識を振りかざす人になりたくないからです。

私は決して頭が良いわけでなく、知識が豊富なわけでもありません。
そのためか、やたらと知識を振りかざしてくる人に会うと、嫌気が差してしまうのです。
難しい言葉やカタカナ用語を連発して、なんとなく議論した気になられたりすると、そっとその場から姿を消したくなります・・
単に頭が良い人に対するコンプレックスなのかもしれませんが・・

同じように難解な言葉を連発されることに嫌気が差す人も居るでしょう。
逆に適切な単語を選んでレベルを上げてくる人には、合わせてレベルを上げれば良いのです。

上述のように、私は平易な言葉の方が、より良いコンサルティングができると感じています。
難易度の高い言葉は、その言葉の定義が共通認識として存在する者同士だけで使えば十分だと感じています。

平易な言葉で話せば、本質に迫り、その結果、気づきを与えられるようになります。
私の考えるコンサルティングとは、答えを与えるものではなく、
顧客が自身の中から答えを引き出すお手伝いをするものです。

ただ、使わなくとも、自分の中ではちゃんと経営用語を理解しておかないといけませんが・・

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【編集後記】
原因不明の右ひじ痛が・・早く治って欲しいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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