経営・セルフマネジメント

自分自身と向き合う機会を取っていますか?

外部環境分析として、PEST分析(政治、経済、社会、技術)をすることがあります。
私は主にITの変化をウォッチし続けていますが、本当に外部環境の変化が激しくなっていると感じます。
そして、外部の変化が激しいほど、私たちは日々の情報に踊らされがちになり、自分自身と向き合う機会がなくなってしまいます。

今こそ私たちは、自分と向き合う仕組みを生活に取り入れた方が良いと感じています。

 

私たちは自分自身と向き合えていない

「トランプ政権が・・」
「円が・・金利が・・」
「ミサイルが・・ブラック企業が・・」
「人工知能が・・仮想通貨が・・」

日々、様々な情報が錯綜するなか、私たちはついつい、そちらに気を取られてしまいます。
動きが見えるものに、意識が向かってしまうからです。
それも世界にインパクトを与えるほどの動きともなれば、なおさらでしょう。

そこまで大きなものでなくとも、今日中にやらなければいけない仕事だったり、
子どものお迎えだったり、なくなったシャンプーの換えを買って帰ったりと。
私たちの目の前には、毎日毎日、細かいタスクが次々と現れていきます。

例えるなら激流の中に半身浸かって、必死に耐えているようなもの。
流れが激しいほど、その流れに飲み込まれないよう、モノが流れてきたら避けられるよう、外に注意を払い続けなければなりません。
自分の内面とゆっくり対話することなど、できるはずもありません。
そんなバタバタな1日を過ごした後で、残るものは一体何でしょうか?

 

自分との対話がないリスク

このように、何も意識していないと、自分自身と向き合える機会は、そう取れるものではありません。
そして、自分自身と向き合えないということは、「真の自分」に蓋をしてしまっている可能性が高いのです。

ちゃんと自分と向き合っていたら、心が動いた瞬間を捉えることができます。
何か、ついついイラッとしてしまったとき。
自分と対話しないまま、次のことに意識を取られて、イラッとしたこと自体を忘れてしまう。
そしてまた、似たようなことが起きたときにイラッとしてしまうのです。

自分の感情を認めて、その気持ちを感じること。
私がこれまで接してきた方々のうち、幸せを感じることができている人は、自らとの対話が上手くできている人のようです。
言葉を変えると、このような人たちは、自分の感情変化をしっかりと受け止めることで、「自分を受け入れる」ことができています。

完璧な人間など、この世の中にいません。
全てが上手くいくことなど、ありません。
誰しもが「嫌いな自分」を持っていて、誰しもが上手くいかない部分に苦しんでいます。
それでも、幸せを感じることができている人は、「ありのままの今の自分」を受け入れているように見えます。

つまり、自分との対話がない限り、人生は良い方向に向かわないのでは、と感じています。

 

自分がどうありたいのか?を確認する

では、自分との対話をどうすれば良いのでしょうか。
私はどんなやり方でも良いと思っています。

瞑想をする人、ストレッチをする人、メモを書き続ける人、風呂に浸かる人・・etc

自分が最もリラックスできて、かつ集中できる環境を作れれば良いでしょう。
先日お会いした方は、毎朝の電車(必ず座れるそうです)で瞑想をしつつ、
トレイルランニングをするときにも、瞑想と同じような感覚を得ることができるそうです。

習慣として、自分と対話できる時間を持つのは良さそうです。
本当はいつでもどこでも対話できるのが良いですが、
その領域に至るまでの間は、1日1回でも、そういう場を設けるようにしたいです。

 

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【編集後記】
やっと暖かくなってきました。
寒がりの私としては、このくらいからようやくアクティブに
動けるようになります。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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