このところ、つくづく「生の声」の大切さを
感じています。
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例えば、中小企業白書や情報通信白書などで
情報を収集して、
中小企業におけるIT投資と売上には相関がある。
(IT投資をしている企業ほど、売上が高い)
という情報を見つけたとします。
これを単に「そういうものだ」と捉えてしまうのと、
個々の企業からお話しを聴いて、
なぜIT投資に踏み切れないのか?
あるいは、なぜIT投資をしないのか?
を直接聴くのでは、全く見える景色が変わってきます。
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白書などから得られるのは、マクロな情報です。
統計処理された情報、と言っても良いでしょう。
これらの情報は大きな流れを把握する上では
非常に役立ちますが、実態を体感するには、味付けが足りません。
ですから、1社1社の生の声を聴くことを大事にしています。
生の声を聴いて、企業の現場を理解し、
その上で白書などのマクロ情報を見る。
マクロ情報を頭の中でアップデートした上で、
改めて現場の生の声を聴く。
この繰り返しが良いのではないか、と思うのです。
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補足をしますと、声を聴くのは「生」、
つまり直接聴くのが一番です。
他の人を介して聴くのも、
書籍やネットで調べるのも無駄ではありませんが、
そこはやっぱり二次情報。
情報が溢れる世の中だからこそ、
生の一次情報にこだわりたいと思っています。
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