おはようございます。渋屋です。
昨日から今日まで、戦略BASiCSで有名な佐藤 義典さんのセミナーに参加しています。
昨日1日で、ずいぶん脳ミソが揺さ振られました。まだ揺れがおさまっていません(^^;
■
昨日、強く感じたことは、どんな理論も使えなければ意味がない、ということです。
中小企業診断士試験では様々な理論を勉強します。(MBAでもきっとそうでしょう。)
しかし、中小企業診断士が理論を知るだけでは、何も変わりません。
中小企業診断士が、理論を使える武器として加工し、社長に渡す必要があります。
社長が使える武器でなければ、その企業の経営状況は良くなりません。
中小企業診断士を目指すような人は、特に真面目な人が多いので、注意するポイントです。
真面目に勉強するだけで、現場で使えなければ、理論は意味がないのです。
■
1つ例を挙げてみましょう。
中小企業診断士の勉強をすると、「企業経営理論」の中に戦略論が出てきます。
マイケル・ポーターのポジショニング論。儲かる市場を選べ、という戦場型。
次にリソース・ベースド・ビューとか、コア・コンピタンスのような、自社の独自資源に着目した型。
他にも差別化をする型、フィリップ・コトラーのように顧客を中心に考える型、メッセージを中心に捉える型などがあります。
試験では、これらの理論を正しく理解して、違いに答えられることが重要かもしれません。
■
ただ、そんなことは社長にとってはどうでも良いことです。
「うちの会社の場合は、どう考えれば良いのさ?」
この質問に答えられなければ、戦略論を学んだことが活きてない、とすら言えるでしょう。
実際、武器に加工できるようになるには、まず正しく理解することが先決でしょう。
その本質を、分かりやすく・使える形にする工夫をしてみる。
そして、実際に使ってみる。
使いにくければ、もう一度、原点に立ち戻ってみる。
きっと、この繰り返しなのでしょう。
■
中小企業診断士の試験に限らず、私が昔やっていたITエンジニアでも同じことが言えます。
勉強で得た知識を、使える道具に変える必要があります。
そのためには、理論と実践を繰り返す必要があるのでしょう。
学者ではないので、勉強だけで終わってしまわないようにしたいものですね。
(自戒の意味を強く込めつつ。。。)
■終わりに
さて、BASiCS 2日目です。
また脳ミソをかき回しに行ってきます!!
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
===
今日の記事が、ほんの少しでも「面白かった」「役に立った」「参考になった」等と感じましたら、1日1回、このボタンをポチっと応援お願いします。
にほんブログ村