ランニング・トライアスロン

景色は最高だが、意外とキツイ?陣馬山トレイルレース体験記

昨日、陣馬山トレイルレースに出てきました。
このところ週末は雨やら台風やら、天気が荒れまくっていましたが、昨日は晴天でした。

場所は中央線 藤野駅。そこから会場までは徒歩20分くらいです。
(案内には30分と書いてありましたが、そこまではかかりませんでした)
受付は8:30までなので、都内や横浜に住んでいても何とか間に合います。
私も昨日は始発で向かいました。

コースはトレイルを中心としつつ、途中で舗装路の林道(約7km)を含む合計23.54km。
距離は短いものの、思ったよりアップダウンがあって、負荷の高いレースでした。

 

スタートは最後尾から

このレース。スタートはほぼ最後尾から行きました。
前日まで右脚の調子が悪く、どこまで走れるのかも不明だったからです。
また、私はトレイルは決して速くないので、周りに迷惑をかけないためにも後ろから行きました。

スタートしてみると、予想以上に遅いペース。
過去に参加した東京八峰マウンテントレイルやハセツネ30kと比べると、明らかに遅かったです。
距離が短くロード(舗装路)もあるレースなので、初心者が多いのかもしれません。

500メートルほど進んだところでスピードアップ。
これだけ遅いペースだと、トレイルの入口で渋滞に捕まると考えたのです。
・・が、既に時遅し。

トレイルの入口はスタートから1kmほどでした。
周りのランナーを抜かす距離がほとんどなく、そのまま渋滞に捕まってしまいました。

ここで15分ほど足止めを食らってしまいました。
渋滞に捕まりたくない人は、スタートは前方から。
最初の1kmは攻めた方が良いでしょう。

私は結果的に、このくらいのポジションで良かったと感じています。

 

ジワジワ抜きながら、成長を感じる

トレイルに入ってからも、かなりローペース。
登り斜面が急だったので歩いているのですが、それにしてものんびり。
周りの方はゼーゼーハーハーいっているのですが、私はそこまでつらくもなく。

「ひょっとして、この2ヶ月のトレーニングで少し強くなったかな?」などと気を良くして、
道幅が広くなったところで、前の人に声をかけて抜いて行きます。
(後ろからスタートしたので、周りが単に遅めの人だっただけですが)

今日のレースはガンガン行くというよりも、心拍数を上げすぎないように。
私は登りが弱いので、無理するとすぐに心拍数が上がってしまうからです。
そして最後までしっかりと脚を残しておけるように、がスタート前のテーマでした。

 

良い景色にしばし癒される

トレイルに入ってしばらくすると、ようやく一定ペースで走れるようになりました。
周りのランナーのレベルが合ってきたのでしょう。
陣馬山、857メートル地点に到着!

天気も良く、かなり良い景色でした。
コースから少し外れて、展望ポイントまで写真を撮りに行っている人もいらっしゃいました。
紅葉までは、あと1週間くらいでしょうか。いい季節です。

ちなみにこの地点からは、しばらく(私の苦手な)下り階段が続きます。
相変わらず、原因不明の右脚の動作により、下り階段はスムーズに降りられないのです。
ハイカーの皆さんに注意しつつ、後ろのランナーにも迷惑をかけないように、ソロソロと下っていきます。
トレランは楽しいのですが、下り階段だけは勘弁。。

その後しばらく、トレイルコースが続き、約12kmでエイドに到着です。
今回のレースはエネルギー源は粉飴だけで、食糧を持ってこなかったので、バナナを食べておきました。

 

林道(舗装路)恐るべし

その後、林道(舗装路)に入りますが、正直、舐めていました。。
普通のロードなら、チャチャっと走れると思っていたのです。
ところが目の前に現れたのは、ひたすら登り坂。。

後から調べてみると、後半の登りがずっとロードなのです。

前半の頂点が陣馬山857メートル地点。
そこから一気に下ってエイド。
そして赤線で囲っているところが林道です。

何度か、どう見ても走れない道がありました。
傾斜が12%くらいまでならギリギリ走れますが、それ以上は無理です。。
おかげで何度か歩くハメになったのですが・・
1人で走っていたら、心が折れていたかもしれません。

ところが、この林道で恐らく数100人は抜きました。
多くのランナーが、この林道をずっと歩き続けていたからです。
今回のレース、陣馬山857メートル地点の少し前から、あるランナー(Iさん)が話しかけて下さり、一緒に進んでいました。

そして、色んな話をしながら小走りで走り続けているうちに、かなりの人数を抜いてしまったのです。
会話をしていると、無理に心拍が上がるところまでは頑張れません。
ちょうど良いペースで走り続けられたので、ほぼ歩かず、林道を抜けられたのでしょう。

 

林道後のトレイルに脚を取っておくべし

林道で脚を使い切ると、最後の下りのトレイルで脚が持たないかもしれません。
たった3~4kmのトレイルなのですが、結構、急な下りが続くので大変でした。
何人か、足が攣ったのか、立ち止まっている人もいました。
実は、初心者には厳しいコースなのかもしれません。

脚が持つのか不安ではありましたが、最後まで動いてくれました。
難しいところですが、林道では攻めすぎず、でもあまり歩かない程度が良いのではないでしょうか。

結局、Iさんとは、ゴールまでずっと一緒に走らせていただきました。
おかげであまり苦しみもせず、楽しんでトレイルを走れたので、目標達成です。
Iさんはワラーチを履いていて、走りを見ていても軽やかで、走り方のコツを学ばせてもらいました。
(Iさん、ありがとうございました!)

 

トレイルランナーはマナーに注意

このレース中、ちょっと気になることがありました。

山はレース専用ではないので、一般ハイカーさんなどもいらっしゃいます。
にも関わらず、あいさつもせずに走り抜けようとするランナーの多いこと。
すれ違うときは、ランナーは止まるか歩いてすれ違うのがルールだと理解しています。

また前のランナーを抜くときにも、声をかけずに無理に抜く人が多かったです。
いきなり接近してきて、驚くことも何度か。

トレイルランナーのマナーが悪いと、せっかくのレースも運営できなくなってしまいます。
過去にそうやって開催できなくなったレースもあると聞きます。
せっかく山を走らせていただいているのだから、全員が気持ちよくありたいものです。

 

ゴール後はすいとん&温泉

ゴール後は、すいとんを食べて元気回復。イオンウォーターももらえました。
選手には送迎バスがあり、無料で藤野やまなみ温泉に入れます。
私も入り、特に前日まで不安だった右脚アキレス腱周りを入念にアイシングしました。(水風呂があります)

9時スタートで制限時間4時間半ですから、お昼過ぎには終わるレースです。
私も夕方には帰宅できたので、参加しやすいレースです。

 

勝手に評価:陣馬山トレイルレース

エントリーしやすさ:★★★(ゆとりあり)
会場までのアクセス:★★☆(日帰りで行けるトレイル、駅からは少し遠い)
混雑度:★★☆(トレランとしては一般的)
コース:★★★(変化があり楽しめる)
応援:★★☆(そんなに多くないが温かい応援)
エイド:★★★(水とバナナ)

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【編集後記】
今日は予想以上に全身筋肉痛です。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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