少し前のこと。
私の1年後に診断士合格した仲間が独立しました。
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ある公的機関での仕事に入るところから、
独立生活を始めたそうです。
しかし、その仕事をし始めてから、
その彼は気づきます。
事業を営むものとして、自ら選択し、進むことよりも、
組織に所属し、仕事を着実に遂行することが
自分には向いている、と。
翌年度、彼はその機関で職員になったそうです。
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その話を聞いたとき、
唯一、その彼に良い上司が当たることだけを祈りました。
組織の一員として仕事をする。
私はそのことも素晴らしいことだと思っています。
私自身、10数年間、組織でお世話になりましたし、
その経験があるからこそ、今があると思っています。
ただ、良い上司に恵まれさえすれば。
組織に所属している以上、上司は選べません。
同僚も選べません。
さらに言えば、仕事も選べません。
働く場所も時間も選べないことが多いでしょう。
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当たり前のことなのですが、
会社員でいることにも、独立することにも、
それぞれメリットとデメリットがあります。
冒頭の彼にとっては、
会社員のメリットが勝った、
ということなのでしょう。
現時点での私は、
独立のメリットが会社員であることのメリットに打ち勝ち、
さらに、上述したような会社員のデメリットを
強烈に感じてしまっている、という状態です。
だから独立後、会社員に戻りたいと思ったことは
一度もありません。
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この辺の感覚で大変なのは、
会社員にとっては、独立のメリットとデメリットを
肌で感じることができないことでしょう。
だから、本当にチャレンジしたいなら、
早く独立してしまえば良いのです。
そうでなくても、せめて、複業を始めたら良いでしょう。
組織でなく、自分という個人で
モノを売ることの厳しさ・難しさを体験できますので。
その上で、どちらを選ぶのか?
自分に正直に応えれば良いと思います。
どちらが良い・悪いではありませんので。
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