ランニング・トライアスロン

新しいことを始めるときに大切な2つのこと

このところ、トライアスロンの話ばかりしているので、仕事先でもすっかり「トライアスロンの人」になってきました。
昨日も仕事仲間とランチをしていたら、何故かトライアスロンの話に。
話を振られれば楽しく応えてしまうので、さらにそっちの人になっています。
(始めて3年目、しかもギリギリ完走する程度の初心者なんですが・・)

今回は、私がトライアスロンを始めるまでの流れを振り返りつつ、新しいことを始めるときのポイントに触れたいと思います。

 

トライアスロンどころか、フルマラソンすら始める気は全くなかった

私は元々、耐久系スポーツには全く興味がありませんでした。
両親がマラソンや駅伝のテレビを観ていても、「同じ動作の繰り返しを観て何が楽しいのか?」と文句を言っていました。
自分がやることに関しては、「敢えて辛い思いをする人の気持ちが分からない」とも。

しかもトライアスロンは海を泳ぎます。
プールでの泳ぎは苦手じゃありませんでしたが、海で泳ぐのは別問題。
脚がつかないし、しょっぱいし、クラゲに刺されるかもしれないし、波に流されるかもしれない。
恐怖以外の何物でもありません。
海で泳ぐことは、フルマラソン以上に理解不能でした。

そんな私は、周りにフルマラソンやトライアスロンをやる人が現れても、最初は完全に他人事でした。
自分に関係することと思っていなかったのです。

 

フルマラソンまで、気づけば導かれていた

そんな私が最初に10kmのレースに参加したのは、たまたまセミナーで一緒になった方(元帥)に誘われたから。
日頃から3〜4kmは近所をランニングをしていましたから、「まぁ、10kmならやってみようか」と。
そのまま元帥に誘われるがままに練習会などに参加。
ランニングチーム「Admiral」が結成され、仲間とともに練習会で走る距離も伸びていきました。

いつの間にか「目指せサブ4」(4時間未満にフルマラソンをゴール)が合言葉のように話題になっていました。
家族で毎月、よこはま月例マラソンに参加し、家族で記録を狙うように。
参加するレースもハーフ、そしてフルマラソンへと伸びていきました。

そして、最初のフルマラソンは4時間44分。
フルマラソンは甘くないことを痛感しました。
ただ、このときは「もう止めよう」ではなく「次はやってやる!」に変わっていました。

そして、2回目のフルマラソンでサブ4を達成。
出場するたびに少しずつながら記録を更新し、フルマラソンが楽しくなっていきました。

今思うと、フルマラソンを始めるのに、ハードルを極限まで下げてもらったのが良かったのでしょう。
まずは10kmから。そしてハーフ。
少しずつ「向こう側の世界」を垣間見せられ、気づけば意識は「向こう側」に飛んでいました。
元帥のお導き?戦略?に感謝しかありません。

 

楽しんでいる先人達に魅せられたトライアスロン

そんなとき、ランニングチーム「Admiral」のうち3名がトライアスロンを始めました。
トライアスロンチーム「ポセイ丼」の誕生です。
こちらも創設したのは元帥。

カラダも強そうだし、運動経験豊富の3人でしたから、またしても最初は他人事でした。
しかし、彼らがトライアスロンデビューからわずか数ヶ月でアイアンマンを完走する過程を見るにつれ、心が震えるのが分かりました。
困難に真っ向から挑んでいく姿にやられたのです。

「ポセイ丼」が2年目に入ろうとしていたとき、気づけば参加していました。
論理的に考えるというよりは、引き寄せられたのです。
もちろん、海を泳ぐことや、高いバイクを買うことなど、逡巡する要素はいくらでもありました。
(しかもこのとき、独立直前でしたから尚更・・)
ただ、やる・やらないでは悩んでおらず、「どうしたらできるか?」で悩んでいたように思います。

そして気づけば、ここまで12レースを経験してきました。
トライアスロンでの学びを経営塾に反映させるなど、既に自分の人生にとって大切なことになりました。
まさか自分のコンテンツに影響するなど、夢にも思いませんでした。

余談ですが、トライアスロン経営塾のプレゼンをしたときの写真を入手したので、こちらの記事を更新しました。

https://biz-it-base.com/?p=9273

 

新しいことを始めるときに大切なこと

近所をランニングするだけだった私が、フルマラソンを走り、トライアスロンが生活の一部になるまで。
ここまでは私の話ですが、一般化すると、新しいことを始めるときに大切なことが2つあるように思います。

  • ハードルを極限まで下げて、小さな一歩を踏み出すこと
  • 既にやっている人に近づき、そのリアルな姿を感じること

これは経営においても、個人のキャリアについても同様です。
例えば新しい商品・サービスをリリースするとき、上手くいく企業は、本当に小さな一歩が早いです。
5も10も手を打って、上手くいった手をさらに掘り下げて打ち続けます。

逆に上手くいかない企業は、最初の一歩目を検討し続けたまま頓挫するのです。
「考えるよりも動け」と言いたくなります。

そして、どんな分野でも大抵は先人がいるものです。
その先人から学んだり、話を聴いたりすることで、向こう側の世界を垣間見ることができます。

私自身、仕事でもプライベートでも、もっともっと新しいことに取り組みたいです。

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【編集後記】
昨晩は以前から気になっていた「たまTSUKI」へ。
業界は違えど、ひとりビジネスの1つの形として、気になるところが多々ありました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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