コンサルタントは業界を特化するべきでしょうか?
それともある特定のスキルを業界横断的に
活かすべきでしょうか?
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私はどちらもアリだと思っています。
私の場合、独立直後はマーケティングスキルを
業界関係なく使ってきました。
様々な業界を経験してきましたが、
私の強みが最も活きるのはIT企業でした。
新卒から独立するまで、ずっとIT業界に居ましたから。
そこで今は事実上、IT企業に特化したコンサルティングや
研修を提供しています。
別に他業界を受けないわけではないのですが、
提供できる価値が異なるようで、
リピートオーダーして下さったり、他の顧客を紹介して下さるのは、
圧倒的にIT業界です。
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IT業界の相談に乗っていると、
期待されるのはマーケティング以外のこともあります。
採用を相談したいとか、
技術者育成のプランを考えてほしいとか、
プロジェクトマネジメントして欲しいとか、
社長の右腕を育てたいとか、
お金をどうやれば管理できるのかとか、
モノを作ってくれる製造業に会いたいとか、
もう色々と出てきます。
でも、だいたいそれなりに対応できてしまいます。
やはりIT業界の経験が長かったからなんでしょう。
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業界に特化すると、その分野では色々と対応できることを求められます。
結果として、1社との付き合いが深くなるので、
そう多くの顧客とは契約できないでしょう。
私の場合は、せいぜい10社程度が限度だと感じています。
一方、業界特化せず、例えば「会計」「マーケティング」のような特定スキルを
様々な顧客に提供することも考えられます。
その場合は、1社との付き合いは前者ほどは深くならないので、
より多くの顧客と対応することになると思います。
このやり方なら、毎日1社に会えるとして、20〜30社は担当できそうです。
どちらが良い・悪いではなく、どういう働き方をしたいか。
そして、顧客とどういう関係を築きたいか。
その辺りを意識して、広げる方向・深める方向を定めていきましょう。
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