日々の気付き

怪我をしないで子どもと遊び切る、お父さんのための習慣

今日は連休らしいネタを。
晩婚化が進み、小学校の運動会などのイベントに行くと、お父さんなのかお爺ちゃんなのか分からない、微妙な人が増えました。
子どもの運動量が減ったとは言え、それでも子ども達は元気です。

連休、子どもと遊ぶパパも多いことでしょう。
しかし、何の準備もせずにいきなり運動すると、骨折・筋断裂など、笑えない怪我が待っています。
そう、私たちは子どもの身体とは、もう違うんです。

 

子どもの身体じゃないことを認識する

運動会などで、情けなくすっ転ぶお父さんは、自分の身体をちゃんと認識していないように感じます。
正に「気持ちだけが若い」状態。

でも冷静に見つめて下さい。そのベルトの上に乗っている、みっともない腹を。
考えてみて下さい。最後に全力で運動したのはいつでしょう?
日頃、エスカレーターやエレベーターなど、文明の利器に頼っていませんか?
身体を動かす面倒な仕事を、若手に丸投げしていないですか?

外で毎日のように全力で遊び続ける子ども達。
まだまだ小さいと高をくくっていると、あっという間に勝てなくなります。
先日参加したトレイルランニングのレースで、園児の部なのに、必死な形相で娘に着いていこうと頑張るママの姿がありました。

そう言えば、何年か前に参加した親子マラソンで、前を走る8歳位の女の子に全くついていけないダメなパパを見かけました。
親子揃わないとゴールタイムが計測されないので、そのパパは娘に激泣き・激怒(オコ)されていました。
そのパパは全身汗びっしょりで心拍もマックス。本当に死にそうに頑張っていましたが、、
「その場だけ頑張ったって無駄ですよ」と思うとともに、その娘さんが不憫で仕方ありませんでした。
(カッコよく、颯爽と走るパパも居ましたので、なおさら・・)

まず、私たちの身体は子どもの頃とは違う。
その現実に目を向けましょう。

 

50歳で体力差は10倍以上に開く

連休中、子どもと遊ぶ機会も多いでしょう。
子どもにとっては大事な思い出になります。
(私自身、幼かった頃に親と一緒に運動したことは、なぜか記憶に残っています)

そんな機会を大事にしたいですね。
そのためにも、基本的な体力は絶対に必要となります。
子どもと遊ぶことをキッカケに、基礎体力をしっかり作ってはいかがでしょうか。

これは完全に私の感覚に過ぎず、統計的な裏付けはありませんが、
50歳くらいになると、日頃からトレーニングを積んでいる人と、そうでない人の体力差は10倍では済まないと思います。

「年をとると体力が落ちる」と言いますが、私が周りの方々を見る限り、落ちるのは「瞬発力」であって「持久力」ではありません。
実際、フルマラソン(約4時間)のみならず、トライアスロンのロング(14時間とか)のレースでも、速い高齢者は数多く見かけます。
つまり持久力が落ちるのはサボっているからであって、歳のせいではないのです。
瞬発力も、日頃からトレーニングしていれば、急激に落ちることはありません。

元気な中年・高齢者でいるためには、日常の運動習慣が大切です。

 

子どもと怪我せず遊び切るための習慣

本題に戻りましょう。
全力の子どもと遊ぶためには?

身体が温まるまでは急に動かさない

まず、身体が温まっていない状態で、急に動かすのは止めましょう。
冷えた身体を急に動かすのが怪我の元です。
この季節、冬に比べれば最初から身体は温まりやすいですが、それでも準備体操は必須です。

私は息子と遊ぶときも、まずは準備体操をします。
その間は「一人で遊んでてね」と待ってもらいます。
特に関節まわりは入念にチェック。

寒い季節の場合は、じんわりと汗ばむくらい、身体を温めてからの方が安全です。

暇があればストレッチする

私はオフィスでも、カフェでも電車内でも、暇さえあればストレッチしています。
傍から見ると変なオッサンなのですが、別に良いのですw

特にオフィスは、夏はエアコンが入って冷えやすいもの。
しかもパソコンで身体が硬直しています。
少なくとも1時間に1回くらいは立ち上がって、伸びをしたり肩をまわすなどしましょう。

そういう習慣の有無だけで、柔軟性は随分と変わるのではないでしょうか。
そして、柔軟性がある人は怪我をしにくいですし、万が一怪我しても、回復が早いのです。

無駄な飲み会は断る

未だに飲み会が必須な昭和な会社があります。
どうしてもコミュニケーションしたいならランチにするか、定刻内にすれば良いのに。

「飲み会するとコミュニケーションが良くなる」と言う人がいますが、
逆に言えば、飲み会しないと業務上必要なコミュニケーションが取れない組織なのです。

飲み会は夜に行われるので、健康上、良いはずがありません。
個人的には、一人ひとりに定食が出てくるような健康に配慮された食事だったら良いのですが、
一般的には大皿にドカッと出てくるのみ。
飲み会が続いた結果、腹が情けないことになっている人は多いでしょう。

オマケにタバコを吸う人がいます。
子どもと遊ぶときの怪我とは関係ありませんが、健康に良くないのは明らかです。

しかも飲み会が続くと寝不足になりますしね。
というわけで、業務上の目的もない、無意味な飲み会は断りましょう。

運動を日常的に行う

これを書いてしまうと元も子もない気がしますが・・

私たちは普段仕事で、論理的な脳ばかりを使わされています。
その現状に対するアンチテーゼとして、マインドフルネスのようなものが広まりつつあると感じています。
運動も、左脳に偏った日常への対抗策だと思います。

論理的に何かを考えているときと、運動しているときは、確実に脳の働き方が違います。
私は瞑想は習慣にないので分かりませんが、運動に関しては間違いありません。

話を戻して、日常的に運動を行っていれば、自分の身体がどれくらい動くのか?
「実際の身体」と「勘違いしている認識」の乖離が小さくなります。
運動会で転ぶパパのようにはならないのです。

やっておいた方が良いと思う運動は2種類。
ウォーキングやプールなどの有酸素運動。
そして腹筋などを中心とした体幹トレーニング。
これらが習慣になったら、その上のランニングなどを行って楽しむのも良いでしょう。

最低限、子どもと遊ぶ前には準備運動を徹底したいですね。

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【編集後記】
今朝のインターバルトレーニング、
久しぶりだった息子はなかなかペースが上がらず、苦しかった様子。
子どもでもゼーゼーハーハーする練習が減ると、パフォーマンスが落ちるんですね(^_^;

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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