経営の質に、あるいは人生全体での質(QoL)にも、「仲間」の存在は大きいと感じています。
人生の質は人間関係で決まる
『嫌われる勇気』では、「悩みは全て人間関係である」ようなことが書かれています。
「全て」かどうかは分かりませんが、私の実感としても、確かに大半を占めていると感じます。
社長は社内にいる限りは孤独なもの。
社長と同様の視座をもって話し相手になれる存在は、滅多にいないでしょう。
だから社長こそ、社内で従業員との関係性を良くするだけでなく、
外に出て、利害関係のない人との人間関係(仲間)を構築すべきだと思うのです。
上下関係のない仲間を作る
会社にいる限り、意図する・しないに関わらず、
従業員との関係には上下関係ができてしまいます。
雇う側と、雇われる側。
給料を払う側と、支払われる側。
仕事を指示する側と、実行する側。
どんなに社長が従業員同様に現場で働いていたとしても、基本的な構図は変わりません。
だからこそ、社長は社外に人間関係を作るべきだと思うのです。
しかもビジネスではなく、例えばトライアスロンのような趣味でつながるのが良いでしょう。
トライアスロンの世界は、レースが始まってしまえば、頼れるのは己のカラダのみ。
大企業の社長であれ、小さな会社に就職したばかりの新人であれ、そこに区別はありません。
仕事では自分の弱さを認めることができなくても、
レースでの弱さは素直に認めることができます。
上も下も関係ない仲間と、お互いを励ましあって、応援することができます。
この対等な人間関係ができることで、素直になり、謙虚になり、自らを成長させることができます。
結果として、経営の質も上がるのです。
中小企業は多くの場合、「社長の人間力=会社の実力」ですから。
このように「社長」という肩書きを外した「裸の自分」と、対等に付き合ってくれる人はいるでしょうか?
仲間が居るから頑張れる
お互いに切磋琢磨できるような仲間がいれば、頑張ることができます。
私は過去3年連続、五島長崎国際トライアスロン(通称:バラモンキング)を完走していますが、
1人で出てたら、3回とも絶対に完走していません。
フルマラソンでサブ3.5を出すこともなかったでしょう。
同じことがビジネスでも言えます。
あと人と出会わなければ、独立・起業しなかった。
あの人がいなければ、ここまでやれなかった。今の自分はない。
そういう方が、何人もいるのです。
さらに仕事を引退した後の老後にも、仲間がいなければ孤独が待っています。
「社長」「起業家」「ビジネスパーソン」という肩書を外す前に、仲間を作っておく必要があるでしょう。
それも1箇所ではなく、色々なところで作りたいですね。
より良い仲間を作り、人生と経営の質を高めましょう。
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【編集後記】
今日から2泊3日で家族旅行です。
初日の今日は秋田竿燈まつりを見に来ました。
予想以上の迫力で、あっという間の2時間でした。
ついつい各チームの連携にも目が行ってしまいました。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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