会計

資金繰りに悩む前にやっておきたいこと

中小企業の創業者は一芸に秀でた方が多いです。
技術力が高かったり、行動力、営業力や人脈がすごかったり。
その一方で、お金のリテラシーをもう少し高めれば良いのに、と思うことも少なくありません。

 

お金が苦手な中小企業経営者

私がお会いする社長は技術力や営業力の高い社長が多いです。
技術力や営業力を支える行動量には、日頃からいつも学ばせていただいています。

その一方で、「お金の管理は苦手」という社長が多いです。
結果的に税理士任せになってしまうのです。

経理や決算の作業自体は経理担当者や税理士に任せても良いとして、
お金を基準に、日々の意思決定をするのは、社長の仕事です。
それができない会社は、資金繰りに悩んでいることが多いように感じています。

  • 従業員や役員に支払う人件費は適正なのか?
  • どの商品・どの顧客が利益を上げているのか?
  • あとどれくらい、お金を借りられるのか?

こういう意思決定基準がなければ、迷ってしまうのは当然です。

「難しい会計の勉強をするのは嫌だ」と思われる方も多いでしょう。
でも大丈夫です。
私自身、難しい会計の勉強からは逃げてきました(笑)
社長のお金のリテラシーを上げるに、難しい知識は不要だと思っています。

 

お金のことを知るために「見える化」したいこと

お金のことを知るために、最初にやるべきことは「経理や会計の勉強」ではありません。
社長という立場であれば、何よりも自社そのものが最高の教材になります。

  • 来月・再来月の売上予測は?
  • 顧客別の売上・利益は?
  • 商品・サービス別の売上・利益は?
  • 売上に比例してかかるコスト(変動費)と、変わらないコスト(固定費)は?

というような社長が知りたいことを、1つ1つ見える化していけば良いのです。

1円単位でキッチリやるのではなく、社長の意思決定ができる程度のザックリで十分です。
顧客別の売上・利益が分かれば、「実は利益がマイナスだった顧客」を発見してしまうかもしれません。
数字の正確性よりも、このようなときに、その顧客との取引をどうするのか?の方が大事ですし、実践的です。

私が中小企業を見ている限り、資金繰りに困ってしまうのは、そうなる前に手を打たなかったからです。
手を打たないのは、「気づかなかったから」「手の打ち方が分からなかったから」「意思決定基準がないから」などです。
気づいて意思決定できるようになるために、見える化していきましょう。

 

社長だけでなく、中小企業診断士にオススメしたい1冊

私も本書には関わっているので手前味噌になってしまいますが・・
この本の内容は、社長だけでなく、経営支援に関わる人であれば、ぜひ知っておいて欲しいものです。

本書の企画をされた平井さんは、経営支援の経験が豊富で、しかもデータ分析のスペシャリスト。
その平井さんが中小企業のリアルな現場を踏まえて提言されている内容なので、中小企業診断士にピッタリなのです。
私自身、事あるごとに本書で復習をしています。

経理周りだけでなく、社長が見たいデータを社内から集めてくる発想は、
(会計の専門家ほど、会計データ以外を見ないので)
より多くの中小企業診断士に知って欲しいです。
何よりも実践的な内容ですから、コンサルティングの場面で、実に良く使えます。

あと知人が出したこちらの本も有益でした。
お金が苦手な社長は、本書は経営支援者に任せてしまいましょう(笑)
診断士には1冊目と変わらずオススメです。

繰り返しになりますが、中小企業経営者や診断士に求められるのは、
正確な会計よりも、意思決定をするためのお金についてです。
少しだけ学んで身につけていきましょう。

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【編集後記】
今日は数年振りにお会いする方と横浜で会食の予定です。
早々に仕事を終わらせないと!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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