メルマガ:非常識なコンサルタント

顧客に提供できる価値はあるか?

「好きなことを仕事にできるか?」

について、昨日の続きです。


「好き=人に指図されなくてもやり続けてしまう」

という状態なら独立して良い。

「単なる憧れ」
「感情的に楽しいと感じる」

というくらいなら、止めておいた方が良い。

これが私の答えでした。


前者の方であれば、意識する・しないに関わらず、
勝手にプロフェッショナルになっていくので良いのですが、

後者の方であれば、知っておくべき事実があります。

「顧客に価値を提供できなければ仕事にはならない」

ということ。

仕事は趣味ではありません。
だから、自分だけで完結するものではないのです。

顧客が居て、その顧客に喜んでもらうことによって、
初めて仕事となり得ます。

良く言われることですが、

・好きなこと
・できること
・必要とされること

このうち、「自分ができること」であり、
かつ「必要とされること」が仕事となり得る条件です。


顧客の視点だけから見れば、
「好きなこと」は直接的に必要なことではありません。

「あれだけ好きなんだから、
 きっとこだわりやクオリティが高いだろう」

ということで、顧客に選ばれ、喜んでもらうのです。

つまり「好きなこと」は選ばれるための、
直接ではなく、間接的な理由と考えられるのです。

したがって、独立を考えるのであれば、

仮に「好きなこと」から事業計画を考えるにしても、
その後に「価値が提供できるか」と整合性を取るべきでしょう。

と言うわけで2回に渡って書いてきましたが、
中途半端な「好き」で、勢い余って独立しないようにしましょう。

適当に煽るだけの人が多いので、
たまには?ブレーキを踏んでみました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村