仕事で役割分担とか検討すると、それは「自分はここまでやれば良い」という定義だと勘違いする方が多いのに驚きます。
私は、守備範囲とは、「自分の強みとなる中心地」のことだと思っています。
具体例で考えてみましょう。
私の守備範囲が、野球でいうショートだったとします。
自分の強みを活かす場所としてショートを選び、ショートに必要なスキルを磨いていくわけです。
しかし、それはショート以外を守らなくて良いという意味でないのは明らかです。
物理的に、ライトやファーストまで守ろうとするのは不可能に近いでしょうが、お隣のセカンドがミスしたときでもフォローするのは当然でしょう。そうしなければチームが負けますので。
仕事でも同じだと思います。
自分の役割・守備範囲を決めたら、ひたすらそこだけを守るのではなく、チームが勝てるように貢献するのが、最も重要なことだと思います。自分の守備範囲だけチマチマとやり遂げたからと言って、チームが負けているのに喜ぶ野球選手は居ません。最悪、急に違うポジションをやらされることになったとしても、チームの勝利に向けて貢献しようとするのが、プロ意識だと思います。
・・・と偉そうに書きましたが、自分が出来ていないと感じるので、自分がそうしたいという希望でした。
大きな組織にありがちな、下らない押し付け合いはさっさと卒業して、自分の強みを活かせるような、守備範囲を模索していきたいです。
(ちなみに私は野球は素人ですので、例えが分かり難かったり、間違っていたらスミマセン。。。)