息子が来月、とある手術を受けるので、今日はそのための術前検査でした
いつも非常に混んでいるので、今日も待つことが予想されていました。
しかも、昨晩は午前3時過ぎまで仕事やら勉強やらをしてしまったので、睡眠不足で危険な状態
丁度、一通りの検査が終わって、担当医師の診断を待つ時間。
ここが一番長くて、息子は飽きてきているし、私は眠さが限界に達して・・・かなりピンチ・・・になりかけていた、そのときです。
病院にいるハズなのに、目の前にピエロが・・・
そのまま、息子のためにマジック を披露してくれました。
さらに、長い風船で、剣を作ってくれました。(女の子には、動物を作ってあげたり)
もちろん、飽き始めていた息子は見事に復活
(ピエロが可愛らしい女性だったので、私の目も覚めたことは・・・略。。)
きっと、どこかのボランティアの方だったのだと思います。良く周りを見渡したら、ピエロは5~6人居ました。
そのピエロに限らず、この病院はスタッフの方も非常に親切にして下さいます。子供専門の病院で、それなりの理由がないと来れない病院なので、スタッフの方もボランティアの方も、気を遣ってくれているのだと思いますが・・・それにしても素晴らしい。
子供を飽きさせず、病院を楽しく することで、子供たちがまた病院にくることの抵抗感を除いています。病院に楽しく通えれば、子供の病気や障害は、徐々に回復向かうことでしょう。
同時に、子供が病院を嫌がらなければ、親は子供を病院に連れて行くことの負担が減ります。特に深刻な病気などを患っている子供の親は、その心配だけで心の負担が重いでしょうから、きっと心はもっと安らいだことでしょう。病院に、なんだか保育園のような笑顔が現れた瞬間でした。本当にありがたい活動でした
こういうのが、ホスピタリティなのかな?と感じました。
病院の役割は、言うまでも無く治療を通して痛みや苦しみを取り除くことですが、それだけに専念して良いのか?いや、そうではない。
他の活動や仕事にも、全く同じことが言えるだろうということを確信させてくれた、素晴らしい今日の病院でした。
採血で泣かなかった息子に、ご褒美?として、帰りに近所の温泉に寄ったのでした。
親子二人でゆっくり湯に浸かりながらお喋りをして、風呂あがりにソフトクリームを食べて、休憩室で一緒に昼寝をして、スキンシップ出来たのでした。
今日前半の病院で楽しく過ごせた分、後半も楽しく過ごせました。
#追伸
少しだけ調べたら、上記のピエロは、ホスピタル・クラウンというそうです。詳細はこちら。ボランティアという形だと、病院と本人達、双方に甘えが生じるので、『0円の仕事』と捉えているそうです。世の中、本当に強い意識で、素晴らしい活動をされている方々がいらっしゃるものです。
見習いたいですね。