最近、コンサルティングはつくづく体術だ、と思うようになりました。
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スポーツにせよ、勉強にせよ、何か新しいスキルを身につけるには、
まずは頭を使って理解する必要があります。
子どもと脳の構造が異なる私たち大人は、
頭で理解してからでないと、身につかないからです。
しかし、どんなことでも上達するにつれ、
頭を使わずにできるようになっていきます。
すなわち、
1. 無意識的無能(分かってないし、それに気付いてもいない)
2. 意識的無能(分かってないことに気づく)
3. 意識的有能(頭を使えば何とかできる)
4. 無意識的有能(頭を使わなくてもできる)
の流れです。
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コンサルティングも同じです。
どうやってコンサルティングを進めるのか?というプロセス、
あるいは、
- 顧客が望む目標への出会い方
- マインドブロックの見つけ方
- 目標に向かうための行動の促し方
などなど。
最初は頭を使いながら進めなければなりませんが、
慣れていくにしたがって、頭を使わなくてもできるようになるでしょう。
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逆を言えば、今、頭を使っていることに神経を使わなくて良くなるので、
別のことに頭を使えるようになるのです。
その別のことが何か、まだ分かっていませんが。
今の私には気付いていないことに頭を使って、
より顧客に成果を上げていただくための問いかけや
うながしができるかもしれません。
究極的には、目指すは「考えないコンサルタント」なのではないか?
ふと、そんなことを思いました。
コンサルティングは体術である。
だからこそ、もっと量稽古をしたい。
そんな風に考えています。
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