IT・システム関連

コンシューマからエンタープライズへ

コンシューマで利用された技術やビジネスモデルがエンタープライズ環境に適用される、という流れが止まりません。
昔、コンピュータの世界は企業で利用された技術が、徐々にコモディティ化するにつれて、コンシューマ市場に広がっていく流れだったと思います。それがADSLなどのブロードバンドがコンシューマ市場に広がる頃から、流れが逆転してきたな、と感じました。一般家庭のブロードバンド回線の帯域が、企業のWAN回線帯域を上回るようになったり。
あるいは、企業がセキュリティ上の問題を気にして導入を躊躇している間に、一般家庭には無線LANがあっという間に広がりました。
そろそろ、App StoreやAndroidマーケットのような仕組みが、企業に広がりそうな気配がしてきました。
これもコンシューマからエンタープライズへの流れですね。
VMwareがリリースしたThinApp 4.7でHorizon Application Managerと連携が出来そうな感じです。(それにしても、最近のVMwareは開発スピードが早いです。同じく、Citrixも開発スピードが非常に早いです。この業界は良い製品をスピーディに出すことで勝負が決まりそうです。)
これによって企業には、必要な人に、必要なアプリケーションを、安全に、簡単にデリバリーする仕組みが広がるかもしれません。
ユーザはポータルサイトにアクセスすれば、自分が利用できるアプリケーションを自由に選ぶことが出来る、というApp Store的な感覚になると思います。今までのように情報システム部門がインストールしてくれるのを待ったり、申請書を書いたり・・・という業務は消えていくのかもしれません。
非常に変化が早く感じますが、お客様に提案するためにも、まずは自分が先を走らなければ!

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