日々の気付き

「振り切っている」ものがなければ、誰にも相手にされない時代が迫っている

昨晩、クリエイターの夏目力さんのセミナー「本当に質の高いWebコンテンツはこう作られる。」に参加してきました。
「ガツン!」と何かで殴られたような、そんな感覚でした。
今までの自分の甘さというか、中途半端さをまざまざと認識させられたのです。

 

成果を上げる人は、何かを振り切るほどにやっている

のっけから驚かされたのが、夏目さんが1記事を作成するのにかける時間。
なんと80時間位だというのです。
書くテーマを見つけたら、それに関する書籍を10冊も20冊も読む。Webも読む。
様々な準備をして、ようやく1記事を生み出すので、1ヶ月に書ける記事は3本程度。

「読まれない完成度70%の記事を量産しても意味がない」と。
1つの記事にかける想いが伝わってきて、ただただ圧倒されたのでした。

私の周りには他にも「振り切っている」人がいます。
例えば、数千人(もう1万人超えているかと)と会食したり、5,000号近いメルマガを出している「平成進化論」の鮒谷さん。
3万時間以上はコーチングセッションをしてきたという、あるコーチ。

数字を見せつけられただけで、やはり圧倒されます。
上記のコーチは、相手の話を数分聴いただけで、話に出てこなかったクライアントの属性がほぼ見えるのだとか。
「小学校3年生の息子さん、サッカーやってますよね」くらいまで分かるそうです。

目の動き、表情の一瞬の変化、声のトーンの変化。
服装やジェスチャー、たたずまいなどを総合的に観察すると、確信レベルで分かってしまうんだそうです。
当てられた方は、さぞ驚くことでしょう。

こういう方々に共通しているのは、とにかく「振り切れる」までやっていること。
他のことを捨ててまで、1つのことに集中するのは、簡単ではありません。
でも、こういう振り切っている人を見ると、しびれるのは確かです。

 

中途半端なアウトプットでは、誰にも気付いてもらえない

上記の夏目さんのコメントにもありますが、
中途半端な存在では、気付いてもらうことすらできなくなりつつあります。

ビジネスをする上では、気付いてもらえないことは存在しないのと同じこと。
何でもこなす器用貧乏が、最も危険です。

特に大企業で働く高学歴の人。
頭が良いので、何でもある程度こなすことができて、しかも処理速度が早い。
でも、何ひとつ振り切っていないから、気付いてもらうことができない。

これは私自身、最も恐れていることです。
私は大企業に勤めていましたが、頭の回転は遅く処理速度は遅いのです(汗)
ただ、これまで多様な仕事をしてきたため、「何でもそれなりにこなす」ようになってきました。

一方で、何かを「振り切る」ほどやってきたか?というと、そうでもないのです。
私のキャリア人生で最も迷い続けていることです。

 

技術が進むほど、「振り切っていない人」には気付くことができない

Webやソーシャルが広がるにつれて、「振り切っている人」に近づくことが容易になってきています。
これから、VR(仮想現実)なども加わって、ますます振り切っている人が身近になるでしょう。
技術によって、こういう超一流の人たちと接するコストが下がってきているからです。

そうなったとき、2番手3番手の人は、気付いてすらもらえなくなります。
劣化コピーに頼らなくても、オリジナルに近付けるからです。
結果的に、振り切っている人しか生き残れない世の中が迫ってきているのでは?と思うのです。

となると、自分しかない「振り切る」ポイントを見つけ、実行せねばと。
ますます危機感が募るのでした。

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【編集後記】
今晩、中小企業診断士の受験仲間と横浜をランニングする予定なのですが、
雪・・大丈夫かな。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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