ITがどんどん、ビジネスのあらゆる分野、そして私たちの日常生活に入り込んできています。
何ができるのか?どんな使われ方がされているのか?そういう「IT脳」なくしてビジネスは語れなくなってきています。
ただこれまではITを学ぼうとすると「専門家向けの難しい本」か「入門者向けの操作マニュアル」しかなかったのが実情です。
ようやく、一般のビジネスパーソンにお勧め出来る書籍が少しずつ出てきました。
一般ビジネスパーソンが「IT脳」を身につける意義
新規事業、新商品を考えるのに、ITが関わる割合が急激に増えています。
1次産業(農業など)、2次産業(製造業など)、3次産業(サービス業)、どの分野にも急速にITが導入されています。
また、IT投資に意欲のある企業は、そうでない企業と比べて、業績が良いという統計もあります。
新事業・商品企画に携わらない人であっても、日常業務の効率化や現場発のアイデアを生み出すためには、IT脳が必要です。
だからと言って、難しい技術を覚える必要はありません。
究極的には「何ができるのか?」が分かれば良いのです。
特に企業でシステムを導入する場合は、システムを導入するところは専門家に任せて、自分たちは何をしたいのか?を明確にすることが重要だからです。
そのためにも、まずは事例を知ること。
次いでその事例の裏に隠れている構造を知ること。
そんな視点を与えてくれる2冊を今日はご紹介します。
ITの全体観を捉えるなら『未来を味方にする技術』
ITの全体像を捉えるなら、こちらの本がオススメです。
様々な事例が載っているだけでなく、その背景の解説が秀逸です。
例えば「クラウド」。従来、ITは自社で購入するものでしたが、
ITをサービスとして利用できるものと、と位置付けられています。
発電機を自分で買うのではなく、電力会社と契約して、使った分だけ支払う。
そのIT版がクラウドなのです。
なお余談ですが、IT業界の方には、もう少し技術的に突っ込んで頂きたいので、こちらをお勧めします。
IoTについて学ぶなら『2時間でわかる 図解「IoT」ビジネス入門』
著者は活発に良記事を連発されている「IoT News」編集長の小泉さん。
IoTについて、簡単に学べる入門書ながら、本質的な内容です。
「ビジネス入門」と銘打っているだけあり、単なる技術解説にとどまらず、
ビジネスにどう活かすのか?まで踏み込んでいるのが特徴的です。
どちらの本もITにおける前提知識なしで読むことができます。
ITと自分のビジネスを結びつけて考えたいなら、一読をお勧めします。
(2018年8月11日更新)
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【編集後記】
今朝は早朝に起きて家族でインターバルトレーニング。
早めのレースペースを意識して1kmを4本。
昨日のバイクの疲れが残っているようでしたが、
来週の神奈川ハーフに向けて、良い調整ができました。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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