こんばんは、duckです。
まだ読み終えてない本を紹介するのは恐縮なのですが、
『学ぶとはどういうことか』(佐々木 毅)を読んでいます。
自分の中でうやむやだったことが、一つ明確に示されていて、スッキリしたのでご紹介します。
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九九ができるようになることが「学ぶ」ことの内容だと心得ているような段階もあれば、自らのあり方や社会を含め、倦まず撓まずその探求することを「学ぶ」ことだと心得ているような段階もあろう。
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私なりに解釈をすると、「学ぶ」という曖昧な言葉には、
九九に限らず、知識をインプットする段階
生き方やあり方といった「道」を探求する段階
と2つの意味・段階があるのだと思います。
私が約1,000時間をかけて中小企業診断士試験の勉強をしたのは前者。
仕事で英語を使う機会が増えて、焦ってトレーニングしているのも前者。
ふと、後者の学びが出来ていないことに気付きました。
人生もそろそろ折り返し地点
息子も大きくなってきました
1人の人間として、社会に生きる者として、「道」を探求するような学びを始めなければなりません
変化の激しい時代、常に求められる知識が変わることから、知識をインプットする学びも大切だと思います。しかし同時に「道」を追求する学びを、程よくブレンドしていきたいです。
今日、そのことに気付いたことがはじめの一歩でしょうか