昨日、一昨日の2回に渡り、ホームページを上手く活用した事例と、間違った事例を紹介してきました。
失敗した事例がこちらで、
https://biz-it-base.com/?p=4812
上手く活用した事例がこちらです。
https://biz-it-base.com/?p=4815
ホームページの目的を見直そう
昨日の上手く活用した事例でも触れましたが、ホームページには目的があります。
この事例では、「商品を売る」という目的から、「店舗に来てもらう」という目的に変えたことで、
ホームページが上手く機能するようになりました。
言うまでもなく、ホームページはビジネスにおいては、あくまでもツールの1つです。
したがって、他のツール、例えば店舗と組み合わせて、どう顧客との接点を設けるか、設計する必要があります。
その中で、ホームページの目的を明確にしていくのです。
ホームページ目的の具体例
「はい、じゃあホームページの目的を考えて!」と言っても大変でしょう。
ですので、業種・業態によって、一般的にはどのような目的になるのか、洗い出してみました。
会社のサイト
会社あるいはフリーランスであればあなた自身のサイトです。
小さな会社やフリーランスの場合、「何を買うか?」以前に、「この会社(人)から買っても大丈夫か?」という
不安を払拭し、信頼を得ることが先決です。
その場合、あなたの会社・あなた自身の認知や高感度を高めることが目的になるでしょう。
ホームページ上で取れる数字で言えば、ユニークユーザ数や、
会社概要・プロフィールなど主要ページのページビューや直帰率になります。
※ユニークユーザ数や、ページビュー、直帰率などという言葉の意味が分からない方は、
ここでは無視して下さい。読んで欲しいページがしっかり読まれているか?を確認する指標です。
これらの言葉の意味は、またの機会に記事にします。
ECサイト
自社製品を販売するためのサイトです。
売上高そのものや、1件の注文の獲得に掛かった費用(CPO:Cost Per Order)などが
指標となるでしょう。
見込客獲得サイト
事例では、見込客を発掘して、店舗に来てもらうことで、見込客を獲得していました。
その場合は、例えば、
- 宝飾品のメンテナンス方法のページを読む
- 店舗の場所や地図を読む
という流れが、どの程度できているのか?が指標となるでしょう。
これらのページのページビューや直帰率を確認することになります。
また見込客獲得という意味では、「資料請求」をしてもらうパターンや、
「メルマガ登録」してもらうパターンなど、目的の種類がいくつかあります。
ここで挙げた3種類以外にも、世の中にはニュースサイトなどのように、
異なる目的のサイトがあります。
ただ、小さな会社の経営者・Web担当者、あるいはフリーランス(個人)であれば、
この3種類くらいを把握していれば、どれかに当てはまるのではないでしょうか。
まずは、あなたのホームページの目的は何なのか、
どのような指標を確認すれば良いのか、を考えてみて下さい。
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【編集後記】
と、こんな記事を書きながら、私自身、このブログをどうしていこうか、
あらためて検討しています。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!