中小企業診断士

仕事と家庭をコントロールする真の目的は「合格」ではない

昨日、中小企業診断士試験に合格するためには、勉強法以前に環境を整えなければならないと書きました。

https://biz-it-base.com/?p=7622

本当に合格しようと思ったら、少なくとも凡人な私には集中するしかありませんでした。
仕事も家庭も、全部対応した上で、試験勉強をすうことはできなかったのです。

ただ実は、この時期に仕事や家庭をコントロールすることの真の目的は「合格」ではありません。

 

いつまで受け身の人生を歩むのか?

試験勉強を通じて、仕事量やプライベートの予定を調整することの真の目的は「依存性からの脱却」です。

  • どんな仕事をするのか?
  • どこで仕事をするのか?
  • 何時から何時まで仕事をするのか?
  • 誰と仕事をするのか?
  • いくら稼ぐのか?

というようなことを人に決めてもらっている人が多すぎると感じています。
働くことの基本を、なぜ人に決めてもらっているのでしょう?

  • 仕事する場所を会社から指定され、
  • 仕事内容を上司からアサインしてもらい、
  • 顧客は自分では選べず、
  • 評価(≒収入)を上司に決めてもらう

このような他者に依存する生き方から脱却するための最初のステップが、
試験勉強による強制的なリセットなのです。

 

自分自身の人生をコントロールするために

別に独立して会社組織から離れるべき、と言っているわけではありません。
組織に属していようが、自分の意思を表明して、働きたいように働きたいですし、
家庭やプライベートでも同様ではありませんか?という提案です。

私の古くからの友人の例を挙げます。
彼は会社に属しつつも、そのオフィスには月に1度も出社していません。
働きたいときに、自分の意思で働いていますし、休みたいときに休んでいます。
自分の売上の何割を会社に渡すかを取り決めていて、事実上のフリーランスとして働いているのです。

その彼が働いているのは、誰もが知っている大企業です。
そんな大企業であっても、しっかりと成果を上げる人に対しては、融通を利かせる時代になったのだと感じています。

この記事で私がお伝えしたいのは、
「自分自身の人生に対する手綱を、しっかり握り直す」ことです。

 

仕事がコントロールできれば合格できる

私が試験勉強中、どのように仕事や家庭と関わってきたのかは、前回の記事に書きました。
特に2次試験の直前期は、できる限り勉強だけに集中する環境を作りました。

私が立てている仮説の1つ。
「仕事がコントロールできれば試験には合格できる」です。

中小企業診断士受験生の多くは、仕事をバリバリとこなしている層です。
放っておけば、次から次へと仕事が舞い込んでくるのは当然のことです。

そんな環境を放置していたら、勉強時間が奪われていくのは当然です。
だから、合格後に活躍するためにも、仕事を徹底的にコントロールする必要があります。
(合格後に活躍するなら、試験勉強同様に時間のマネジメントが最重要項目となります)
そして上述したように、仕事をコントロールすることは、人生の手綱を取り戻すことにつながります。

自分の人生を自分でコントロールするために、
仕事との関わり、家庭などのプライベートとの関わりを、一度見直してみてはいかがでしょうか。

中小企業診断士として活動するようになれば、
ここで一度リセットしたことが、大きな意味を持ってくるでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
新しい仕事を通じて、新たな出会いが増えています。
その中で自分がどのような役割を果たして貢献するのか。
挑戦し続けたいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ 『非常識なコンサルタント』】
独立・起業を目指す方、特に自分らしく働き・生きたい方。
コンサルティングを事業の軸にしたい方に向けたメルマガを配信しています。
こちらから登録できます。

【Facebookページはこちら
「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせを受け取れます。
たまに気になるニュースなども通知しています。

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村