おはようございます。渋屋です。
昨日は、顧客の声を聞くことで、自社の強みを知ることができる、ということ。
それから、自社の業務フローに顧客の声を聞くことを組み込んでしまう必要性、を書きました。
さらに顧客にこの質問をすることで、本当の競合を知ることができます。
「弊社が無ければ、どこをご利用でしたか?」
「これでなければ、何をご利用でしたか?」
普段は、予想通りの競合の名前があがることが多いと思います。
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ただ、思いがけない競合の名前があがることもあるでしょう。
それは、自分が考えていた「想起集合」がズレていることに気付く瞬間です。
想起集合とは、消費者がある目的で何らかの商品を購買しようとするとき、頭に思い浮かべる対象の集合のことです。
この思い浮かべたいくつかの選択肢の中から、消費者はブランド・商品を選んでいくわけです。
「お昼を食べるのに10分しかない」というときは、ソバ屋・吉牛・マックが想起集合になるかもしれません。
思いがけない競合や商品の名前があがるということは、この想起集合がズレているということになります。
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自分はヨーグルトを売っていて、競合はフルーツだと思っていました。
「健康的な食後のデザート」を思い浮かべていたからです。
そう思いながら顧客の声を聞いてみたら、「ヨーグルトがなければプリンで」と言われてしまいました。
この顧客は、健康的なデザートというより、甘味を取るデザートとして、ヨーグルトを位置づけていたのでしょう。
そうなると、そのヨーグルトを「健康」的なものとして売り出しているのが正しいのか?検証が必要になってきます。
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このような検証を繰り返すことで、本当の競合を知ることができます。
同時に、どの市場で戦うべきか?も見えてくるのですが、それは明日に続けたいと思います。
■終わりに
昨日も仕事が遅くなり、終電での帰宅でした。
(一瞬だけピークを超えたと思ったのですが、勘違いでした。。。(^^; )
そうなると、本を読んだり、運動したり、ビジネスの準備をしたり、
やりたいことがやれなくなるのが難点です。
ただ、仕事が重要な山場に差し掛かっているのは間違いありません。
引き続き、踏ん張りどきです!!
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
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