情報・データ活用

顧客の声を集める理由 #479

おはようございます。渋屋です。

 

2日間の戦略BASiCSセミナーが終わりました。

もっと経営企画・マーケティングの人が中心に参加しているのかと思いきや、

 

・研究者(しかも基礎研究)

・資材、購買、

・中小企業の社長(歯医者・美容師・オーダーメードスーツ)

・士業(公認会計士・税理士)

 

と事業規模も立場もバラバラで、比較的年齢層も広く、「戦略」が多くの人に求められていると再認識しました。

それだけ、「売る」という行為が難しくなってきているのを、多くの企業が実感しているのでしょう。

 

2日間、戦略漬けになったわけですが、この間に改めて感じたことは、顧客の声を集めることの大切さです。

 

この2日間はグループワークを多く行いました。

私に限らず、周りを見ていると、ふと気付けば顧客のことを忘れて、自社のことばかりを考えて、戦略を立てているのです。

気を抜くと、すぐに売り手視点になってしまうのです。

 

グループワークでは、周りの方がそれを指摘してくれます。

 

「それって、顧客にとっては、どう嬉しいんでしたっけ?」

「本当に顧客が嬉しいのは、それじゃなくて、こっちじゃないですか?」

 

というように。

 

このように相当気をつけていないと、顧客視点というのは、すぐに抜け落ちてしまいます。

だからこそ、徹底的に顧客視点に立つために、顧客の声を集める必要があるのです。

 

ただ、顧客の声を聞くと言っても、適切に質問を投げかけないと、意味のある声は集まりません。

 

「うちってどうですかね~?」

 

と、何とも答えるのが難しい質問を投げかけても、聞きたいことを聞くことはできません。

目的を持って、質問を作る必要があるのです。

 

明日以降に続けたいと思います。

 

 

■終わりに

この週末のセミナー参加時に、講師の佐藤 義典さんに軽く言われた言葉が気になっています。

 

「IT業界って、本当にマーケティング弱いですよね~」

 

・・・やっぱりそうでしたか。

別の業界のデキるマーケッターと交流して、IT業界にそのノウハウを持ち込もうかと思ったのでした。

 

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

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