「己の欲せざる所は人に施す勿(なか)れ」と孔子は言いました。
多くの日本人が幼い頃に習う考え方でしょう。
ただ、組織の偉い方々には、これを全く守らない人がいます。
不機嫌なまま会社に居るからです。
不機嫌な人に会いたい人はいない
自分がご機嫌でいるのか、不機嫌でいるのかは、その人の自由です。
好きにすれば良いと思いますし、そのように考えている人も多いでしょう。
ただ1つ注意したい点があります。
不機嫌な人に会いたいという人はいないのです。
「己の欲せざる所は人に施す勿(なか)れ」に習うならば、
自分が不機嫌なときには、人に会わないようにして、1人で篭っていた方が良いでしょう。
不機嫌なまま会社にいる上司は「害」
しかし、実際には多くの組織で、不機嫌を周りに撒き散らしている管理職がいます。
常に仏頂面。
部下がミスをしようものなら、当り散らすように文句。
嫌なことや面倒なことがあると舌打ち。
こんな人が組織にいたら。
しかも管理職だったら・・
部下の皆さんは、余計な災いを食らわないように機嫌を取ったり。
何事もないようにひっそりと暮らしたり。
その組織にいる人は不幸この上ありません。
そう考えると、インフルエンザの方がよほどマシです。
食らってしまったら、出社しなくて良いのですから。
不機嫌な上司の場合、四六時中食らい続けることになるし、
体力以上に精神的に厳しいのです。
自分をご機嫌にするのは、管理職の務め
管理職として組織のパフォーマンスを高めるのであれば、
自分自身をご機嫌にしておくことは、最低限の務めと言えそうです。
管理職が不機嫌だったら、気になってしまって個々人の成果は上がりません。
気にしてしまい集中力が落ちますし、
そんな組織がいやになって、今度は部下の側が不機嫌になってきます。
そして不機嫌が伝染して、組織全体が不機嫌になっていくのです。
不機嫌な状態で、高いパフォーマンスを出せないのは、誰しも分かっていることでしょう。
つまり、管理職がご機嫌であることは、管理職としての最低条件です。
もちろん人間ですから不機嫌になることもあるでしょう。
しかしそれでも、いち早くご機嫌に復帰するスキルが、管理職には求められるのです。
そういうセルフマネジメント力、持っていますでしょうか?
ちなみに私自身、管理職だった頃には、こんな考え方は微塵もできていませんでした。
誰か被害者を出していたとしたら、反省しかありません。。
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【編集後記】
昨日は情報セキュリティに関する記事を書きました。
全3回の記事のうち、1回目です。 掲載されたら、またお知らせします。
その後、夕方に疲労回復ペースのゆっくりランニング。70分弱で10km。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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