昨日、あるコンサルタントの方と会話をしました。
その方は、独立した直後は紹介などもいただいて順調に立ち上がったものの、独立後1年半頃が一番厳しかったそうです。
厳しいときの原点回帰
紹介などから順調にビジネスを立ち上げるも、じきに紹介は減り、真の実力が問われた、独立1年半後。
いよいよ厳しく苦しくなったときに、その方がどうやって蘇ったか?
質問したところ、意外に感じつつも、本質的な答えが返ってきました。
「真の自分は何か?」を問うたそうです。
それまでは何となく顧客から依頼されたサービスを提供していたそうです。
依頼されるし、お金になるからと、誰かの2番煎じ・劣化コピーのようなサービスを提供してしまっていた。
しかし、その依頼が減ったときに、問うことになりました。
「本当の自分とは?自分が提供したいサービスは何なのか?」
その原点に戻り、改めて自分が最もやりたいサービス開発したところ、ビジネスが復活したとのこと。
そのサービスは口コミだけで広がり続け、
今では全くマーケティング・営業をしていないにも関わらず、
顧客が顧客を呼んできてくれるので、仕事には困っていないそうです。
「そろそろ情報発信とかもしないといけないですけど」
と、ゆとりある表情で語られた姿が印象的でした。
独立・起業とは自己実現である
話は変わって・・
起業・創業のコンサルタントを20年やっている、あきない総研の吉田社長から話を聴く機会がありました。
その吉田さんによると、「独立・起業とは自己実現のために行われるもの」だそうです。
食べていくだけであれば、会社員やアルバイトをやっている方が経済合理的に間違いない。
日本は職さえ選ばなければ、常に何らかの求人がある世の中。
その中で独立・起業を選択するのは、本人が意図しているかどうかに関わらず、「自己実現」以外にない、と言い切っていました。
確かに私の周りを見ても、敢えて大企業を辞めて独立する人(私もですが・・)、
安定を捨てて独立・起業する人ばかりです。
自分の選択肢を捨て、あらゆる職に応募したけど無理だったから独立・起業する人には、出会ったことがありません。
吉田さんの仰る通り、独立・起業は「自己実現」の手段なのでしょう。
本当の自分以外を捨てて、シンプルに生きる
となると、せっかく自己実現するために独立・起業しているのだから、
困ったときには、自分に戻るのが基本です。
「これが本当の自分なのだろうか?」と、冒頭のコンサルタントのように。
シンプルに生きるためには、本当の自分以外を潔く捨てることなのでしょう。
本来の自分以外を装って、お金のため、人のためと言いつつ、やりたいくないことをやる。
ときには仕方ないのかもしれませんが、長くは続かないですね。
これは、私自身も感じていることです。
困ったときには、「それは本当に自分がやりたいことなのか?」に立ち戻る。
リスクを背負って独立・起業しているのだから、この原点を大事にしたいですね。
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【編集後記】
今日は午前中、記事にも書いたあきない総研の吉田さんの研修を受けました。
(中小企業診断士の更新要件にある理論研修です)
午後はコンサルティング1件。
夜は急いで帰宅して、プライベートなWebセミナーです!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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