日々の気付き

シンプルにできた人が勝ち

物事をシンプルに考える。シンプルにする。
スピードを高めることと同じくらい、
複雑化する今の世の中に求められていることなのでは?と思っています。

私はややこしいことが苦手です。
どんなに頑張って頭で理解できたとしても、実践できないからです。

 

ランニングですら、ややこしい

私が近所をちょっと走るだけのランニングから、
レースに参加するマラソンランナーへ変化しようとしていた頃、
この世界にも話をややこしくする人が居ることに気づきました。

巷には情報が溢れかえっていました。
フォアフットが良いとかベアフットが云々とか、
ややこしすぎて頭に入ってきませんでした。

そんな私が出会ったのが、ランニングコーチでした。

「動き作りのトレーニングをやれば、正しいフォームは自然と身につく。」
「それは、骨格や筋肉、柔軟性によって人それぞれ。」

という説明がシンプルで、納得できるものでした。

私は今、一応、サブ4ランナーになりましたが、
細かい理屈は何一つ知りません。
動き作りと体幹トレーニング、ストレッチを続けつつ、走っているだけです。

理論や理屈をこねくりまわす時間があったら、シンプルに実践。
これに尽きると思っています。

 

税金はひどすぎる

ややこしいと言えば、税金ですね。
税金が取られた後に子ども手当てが戻ってきたり。
今度は消費税を上げた後に還付とか、もう意味が分かりません。

戻すんだったら、最初から取らなきゃええじゃん。
と思ってしまうのは、私だけでしょうか。
制度を複雑にすればするほど、その運用にはコストが掛かります。

さっさと税金の仕組みをシンプルにして、
手続も全てシステム化して欲しいと思っています。
それを実現した国もあることですし。

https://biz-it-base.com/?p=4506

ややこしくすることなら、誰にでもできます。
都合の悪いことを隠すには、制度をややこしくした方が良いでしょう。
税金に限らず、世の中の色んな制度が、大人の都合でややこしくなっていると感じます。

 

人事制度、戦略・マーケティングなどの企業活動もややこしい

税金の仕組みを変えることは簡単ではないでしょう。
でも、1つの会社の仕組みを変えることは、そこまで難しくはないはずです。

例えば人事制度。特に評価制度。
評価制度がややこしい会社は、特に大企業に多くあります。
複雑すぎて、制度の運用がまわっていなかったり(苦笑)
そのややこしさに隠れて、結局、上司の好き嫌いで評価が決まっていたり(汗)

全社の戦略もややこしいことを言う経営者が多いです。
売上を上げろ、利益を増やせ、顧客満足度を上げろ、、etc
同時に色んなことを言われても、従業員の頭には残りません。

経営者は色んなことを考えるのが仕事です。
ただ、それをそのまま従業員に伝えてはいけません。
従業員が動けるようにするには、無駄な部分を削って削って、こそぎ落として、
最も大切な部分をシンプルな一言に凝縮させる。

「第2のユニクロ」と言われるクロスカンパニーの創業社長は、
「小型化戦略」の1つだけ覚えてくれ、と。

http://toyokeizai.net/articles/-/84062

ユニクロ同様、イトーヨーカドーのような大型店舗を展開するのではなく、
セブンイレブンのような小型店舗で低資産、高回転率、高粗利を目指すことを
一言に凝縮したのでした。

繰り返しになりますが、物事をシンプルにすることは、
複雑化する世の中において、ますます大事になってくると思います。
雑音や余計なことを捨て、シンプルに、もっとシンプルに。
実現できた組織は、それだけで優位に立てるでしょう。

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【編集後記】
週末に参加したリレーマラソンの筋肉痛が未だに抜けません。。
そこまで追い込んだつもりはなかったのですが。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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