息子がパラリンピックのデイリーハイライトを観ていて
ふと気づいたことがあります。
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イノベーションは制限することや、
削ることによって生まれます。
例えばサッカー。
あのスポーツが、手を使って良いスポーツだったら、
鮮やかな足技は生まれなかったことでしょう。
人間にとって、最も器用で使いやすい手の使用を
制限したことによって、
スポーツとしての魅力が生まれたのです。
■
パラリンピックも同様です。
障害を抱えているから、というよりも、
ルールに制限を設けているからこそ面白い。
そういう種目がいくつもあるように感じました。
余談ですが、近眼や乱視に対して薄型眼鏡レンズや
コンタクトレンズが開発されたのと同じように、
従来では障害と考えられていたものが、
「眼鏡はオシャレ」くらいまで一般化する時代も
そう遠くはないのでは?と感じました。
それくらい、パラリンピック選手の
アスリートとしてのパフォーマンスは高いですね。
身に纏っている器具がもやは身体の一部と
化していますので。
いやぁ~、すごいです。
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本題に戻りますと、
削ること、制約をかけることによって、
イノベーションが生まれます。
何十年も前のプログラマーや、
少し前のモバイル系プログラマーは、
限られたメモリーなどのリソースをどう使うか?に
頭を駆使してきました。
今の時代はCPUもメモリーも潤沢な時代。
パソコンもスマホのソフトウェア開発者は、
かつてほどリソースに悩まなくなったのではないでしょうか。
同じように、資金・人材・情報などの全てに
恵まれた企業が勝つか?
というと、そうではないと思います。
イノベーションを起こすなら、
何か敢えて制約をかけてみる。
経営の基本とも言えそうですね。
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