このメルマガを読んで下さる方なので、
既にお気付きのことと思いますが、
士業には致命的な弱点があります。
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そうです。営業力が全くないことです。
稼ぐ力とは、
『専門性×営業力』
で現すことができると思います。
専門性は人によって異なります。
税理士・会計士なら、お金のこと。
社労士なら、人のこと。
何れにしても、あなたなりの高い専門性があるでしょう。
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ただ、上に示した通り、稼ぐ力は掛け算で表されます。
したがって、営業力がゼロだったら、
どんなに高い専門性を持っていても、稼ぐ力もゼロです。
なかには、ゼロどころかマイナスの人がいます。
士業にはプライドが無駄に高い人が一定数いますから。
顧客が知りたくもないウンチクを長々と語る。
「先生」と呼ばれて、いい気になって偉そうに振る舞う。
気づいていないのは本人だけなのですが、
周りから冷静に見ると、人が徐々に離れていっているのが分かります。
営業力がマイナスといって良いでしょう。
書いていて、私自身、気をつけなければ!と思うのですが、
顧客のためにならない虚栄心は、
さっさと捨て去りたいものです。
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話が逸れましたが、上記の掛け算を見てお分かりの通り、
必要なのは営業力です。
既に高い専門性をお持ちの方にとって、
必要なことは専門性を一層高めることではありません。
それも必要ではあるのですが、
ゼロの営業力を少しでも高めた方が、
掛け算が大きくなりますよね。
士業が営業力を身につけると、
さらに良いことがあります。
顧客の営業を支援することができるのです。
士業らしく、科学的なアプローチで顧客の売上を伸ばしていく。
社長は売上を作れる人を最も頼りますから、
あなたへの信頼も、高まることになります。