ポケモンGO、流行っていますね。
流行りものには一度は乗っておきたい私ではありますが、
サーバー側が混雑していたためか、3回インストールを試みて、3回失敗したので、
「もういいや」と(笑)。結局、やらないままでした。
とは言え、せっかく社会現象になるほど流行ったのだから、
ポケモンGOから学んだことを、今後にも活かしていきたいものです。
AR(拡張現実)が一般市場に浸透しはじめた
私の理解では、ポケモンGOはAR(拡張現実)を広く一般市場に浸透させました。
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、現実世界で人が認識できる情報に、
何か別の情報を加え、現実を「拡張」表現する技術や手法のことです。
例えば、夜空にかざすと星座が分かるアプリや、
お店で商品にかざすとカタログが表示されるような使われ方をしています。
便利な使い方は色々と提案されているものの、
これだけ多くの人が夢中になる形でAR(拡張現実)が使われたのは、
私の知るところ初めてです。
ネットがリアルに人を動かすことが証明された
今回のポケモンGO騒ぎで、ネットがリアルの場において、実際に人を動かすことが証明されました。
- 普段は出歩かない人たちが動いたり
- 歩きスマホが社会問題化されたり
- ポケモンが出現するしないで地域格差が叫ばれたり
良いことも悪いことも起きています。
ネット上のクレームを見ると、ポケモンGOを任天堂のゲームだと思っていたり、
(任天堂やGoogleが出資しているNianticという会社のゲームです。)
情報を正しく理解しないままクレームを発している人が多いのが気になります。
何れにせよ、AR(拡張現実)がゲームという形を取ることにより、
実社会にインパクトを与えることが分かったのです。
ポケモンGOに期待したいこと
ポケモンGOに直接関係するところで言えば、日本でのダウンロードが開始されてから
どのユーザがどこを動いたのか?という位置情報が、既に数多く入手できたはずです。
これから半年~1年くらいの間に、これら位置情報をどのように活かすのか?
次の動きに期待したいところです。
少なくともマーケティング視点で見れば、情報の宝庫でしょう。
これまでGoogleがAndroidを中心に入手してきた情報とは別の情報が
得られているはずです。
また、今回の騒動で地方にポケモンを!という声を何度もネット上で見ました。
その是非は、ポケモンGOをやっていないので現実的なのかどうか?は私には分かりません。
ただ、安易にポケモンに地方の運命を委ねるようなことは、ロクな結果につながらないと考えています。
ゆるキャラの例を見れば明らかでしょう。
ゆるキャラで成功している地方と、全く効果を生み出せていない地方とでは、その効果は全く異なります。
単に依存してしまったのか?あるいはその活用方法まで常に考え、改善し続けているのか?の違いでしょう。
これだけの人を実際に動かしたポケモンGO。
動かしてしまった以上、今度はそのプラットフォームをどう活用するのか?が楽しみなところです。
アマゾンは自分で商品を売るだけでなく、商品を売買できるプラットフォームになったことで、さらに成長しました。
ポケモンGOに多くに人が集まったことで、同じような発展が考えられるかもしれません。
AR(拡張現実)、位置情報、プラットフォーム化・・・etc
色んな発展が考えられる可能性を示したことが、ポケモンGOの貢献かな、と思っています。
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【編集後記】
2日間の両親・息子との家族旅行を終え、今日は普段通りの日曜日です。
私以上に過密スケジュールをこなす息子に脱帽です。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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